江戸の迷子の探し方 | 所  謂、  東  京  散  歩。

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

maigo


 日本橋川に架かる「一石橋(いちこくばし・いっこくばし)」の袂に立つ石碑に
 掘られているのは“満よひ子の志るべ”の文字。
 ※橋の両側に「後藤家」があり、5斗(約18リットル×5)+5斗=1石(約180リットル)という、尺貫法を知っていないと理解できない“駄洒落”が橋の名の由来とか(^_^;)

 左面には“たづぬる方”、
 右面には“志らする方”とあります。
 これはこのあたりが繁華街だった江戸末期、
「迷子」を探し出すために作られた【掲示板】みたいなモノ。
 左の凹みには探している子の特徴:赤いフリースを着て、ウィザードの変身ベルトをした4歳の男の子を捜しています」
 右には保護している子の特徴:ザックリと編んだブルーのロングニットカーディガンを着た3歳くらいの女の子を保護しています」
 を書いた紙を貼り付けて利用したようです。
 
 私の小さい頃の“迷子体験”はデパートの【店内放送】。
 今は【GPS端末】があるから、
 必要なときにはいつでも子供の位置くらい
 簡単に確認できちゃう時代?


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