持久走の練習
僕は弱虫じゃない!
と、自分自身を信じたい若殿
ダディーと秘密の特訓を始めました。
ただただ走っても駄目なんだ、、、
まず体をあっためておくのがいい・・・
と、ウォーミングアップから・・・。
それから走ってみて、
走り方を学び、、、
何度もやってみました。
明日の持久走の走り方・・・
家で晩御飯を食べながらあれこれ話しあい・・・
いい選手の走り方のビデオなんかも見せてもらってました
Daddyのコーチグの成果
その日の持久走なんと「2位だった!」という。
本人は放心状態で、どうしちゃったんだろう僕?
みたいな感じ。
所詮子ども勝ち負けしか見てないということですね。
私たちも、2位というか、
タイム的にはそうだろう、本来の彼はそのぐらいだろう。
と感じました。これからもう少しタイムを上げていこうと、、、
次なるDaddy殿の作戦が待っていました。
その次の持久走もやっぱり2位。
これは、クラス的にもざわついた状態に・・・
そりゃそうですよ。ドベ男が2位になるんですからね、
2位で走ってもまた弱音を吐き始めました。
「僕は、2位じゃない方がいいんじゃないか」
そんなの関係ないね!2位のこだわるな、タイムだよ!
と、、、
知ってる?みんな君に負けたくないんだよ。ドベ男が
なんで2位なんだよ!?って思ってるよ。
図星でした。それで、弱音を吐いてるようでした。
いいことじゃん!これでクラスみんなが頑張るんだよ。
みんな君に負けたくないわけだから
みんな頑張るんだよ。
君、クラスに良い貢献してると思うけど!?
違うかな?
クラスみんなが頑張るのは俺のおかげだぁ!ぐらいに
思っておいたら?
それで、君はどうしたいの?
やっぱりドベになる?
「いや、僕は勝ちたいんだ」
だったら、頑張るしかないじゃない。
それからまた練習が始まり、
若殿は走るたびに泣きました。
何の涙かすぐにわかりました。
走ることが苦しいのではないのね~
泣け泣け!
と、思うけど、一人で戦わないといけないこの重さ。
つらいよねぇ~
毎回話してくれる持久走でのデッドヒート。
そのたびにおこるブーイング
泣けるわね~ドラマだねぇ~。
若殿は、ここから何とか脱出したいんですね。
僕は何をやっても後からしかついていけない!
という事に気づいているので涙も出るんですね。
決してクラスの子どもたち、雰囲気が悪いわけじゃないんです。
いい子たちばかり。
若殿はその中のいつも悔しい思いをする一人
ただそれだけのこと・・・。
がんばれ!がんばれぇ!
と、応援してやる私たち・・・。
でも結局頑張らないといけないのは自分だと・・・
若殿も感じているんです。
つらい、思い日々が続いているのがよくわかりました。
たかが子どもの持久走なのに
世界選手権にでも出る勢い・・・。
でも、大物になっていく人は
おごってはないないだろうと、
ひと試合、ひと試合目標を持ってやってるだろうと
思いつつ・・・
「代わりに走ってあげてもいいけどなぁ~」
と、つぶやいてみた。
は????って顔して私を見てた。
でも、「ドラえもんがいてくれたらなぁ~」
ってつぶやいてた。
「本当だねぇ~。そうだったらいいね。」
「おれ、ドラえもん発明する」
「そうね、そうれがいいよ。で、、、いつになりそう?」
「あ~すごい先かな。」
「じゃぁ今回の持久走どうする?」
「うん、とりあえず自分で走る・・・」
「あっそう、、、走るんだ。」
なんだか、結局こんなそんなで
3月生まれの悔しいばっかりの男の成長どころでした。
