たまねぎの皮茶とは、たまねぎの皮を煮出して作るお茶です。
たまねぎの皮にはケルセチンという成分が大量に含まれており、たまねぎの中身と比べると、含有量は30倍と言われています。
血液サラサラ効果
ケルセチンには、血液をサラサラにする効果があると言われています。
ケルセチンには強力な抗酸化作用がある事が分かっており、この抗酸化作用により体内の余分な活性酸素を除去し血流の改善につながるそうです。
活性酸素は体内のウィルスや人体に悪影響を与える細菌等をやっつけてくれる免疫機能ですが、増えすぎると血管を錆びさせたり人体に様々な悪影響を与える物質と言われています。
また、血液がサラサラになると血圧も下がります。
アレルギー緩和効果
ケルセチンは腸内環境の改善や皮膚バリアの強化作用があります。
強い抗ヒスタミンの効果が期待されることから、花粉症やアトピー性皮膚炎のようなアレルギー体質の改善・緩和に効果があると考えられています。
ダイエット効果
ケルセチンは抗酸化力が高く、最近よく耳にする「デトックスダイエット」として脂肪の吸収を抑制し、体内の脂肪を排出するのを助ける働きが話題となっています。
抗ガン作用
アメリカでは、たまねぎは抗ガン食品として取り上げられています。
特に胃ガンや食道ガンなど消化器系のガンに対して予防効果があると報告されています。
糖尿病予防・改善効果
ケルセチンには、上がった血糖値を下げる効果があると言われています。
NARO(農研機構)が行った研究で、糖尿病のマウスにケルセチンを0.5%配合した飼料を約2周間与えたところ上昇していた血糖値が低下、インスリン濃度も上昇し糖尿病の症状が改善したと報告されています。
糖尿病で悩んでいる方は、たまねぎ皮茶を一度試してみるのもいいかもしれません。
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