近々、現在読んでいる「戦略PR」を筆者なりの見解としてまとめようと思うが、
その前にさとなおさんの「明日の広告」を読み返し、思考を整理してみたいと思う。
内容は至ってシンプルで、広告は消費者へのラブレターという設定で話が進む。
ラブレターを普通に受け取ってくれていた時代はコミュニケーションが楽だったが、
いまやラブレターを受け取ってさえくれない時代がやってきた。理由は4点。
・「接触メディアの分散」により広告との接触時間が減った。
・「情報洪水」により消費者はいらない情報をすかさずスルーするようになった。
・ネットで消費者同士が情報交換することにより「疑い深い消費者」が出現した。
・広告より親族や友人の「クチコミ」が効く時代となった。
さて、モテない人はどうやってラブレターを渡せばいいかということで対策4つ。
・消費者を観察し分析すること。そして「消費者本位発想」に切り替えること。
・消費者の「コンタクト・ポイント」をしっかり見極めて広告掲出する。
・手渡しした後の、消費者の心を動かす「クリエイティブ」で他のライバルを蹴落とす。
・情報が多すぎて何を信じていいかわからない消費者に「クチコミ」の力を利用する。
上記以外にも細かい説明や興味深い事例、体系的に整理された手法が載っているが、
「明日の広告」の出版目的は広告マンの意識改革にあると思うのでこの辺さえ押えておけば
この本を読む理由や意味は十分に達成されると思う。
(もちろん正確に理解するためには、実際にきちんと本を読む必要があるが。)
「明日の広告」をきちんと再考した上で「戦略PR」についてエントリしようと思ったが、
思ったよりも記事が長くなってしまったので別のエントリにしようと思う。
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書)
