2/13に発表された電通の「平成21年3月期 第3四半期決算短信」
2/9に発表された博報堂DYHの「平成21年3月期 第3四半期決算短信」
これらを見ると広告業界の住人にとっては非常に厳しい数値となっています。
電通の21年3月期第3四半期の連結業績(平成20年4月1日-平成20年12月31日)
・連結経営成績(累計)
売上高:1兆4302億2600万円(20年3月期第3四半期 1兆5125億4000万円)
営業利益:288億6600万円(〃 364億3000万円)
経常利益:330億2800万円(〃 440億7200万円)
四半期純利益:41億4200万円(〃 210億2600万円)
博報堂DYHの21年3月期第3四半期の連結業績(平成20年4月1日-平成20年12月31日)
・連結経営成績(累計)
売上高:7756億3900万円(20年3月期第3四半期 8063億7000万円)
営業利益:95億7900万円(〃 202億8000万円)
経常利益:113億7100万円(〃 216億1600万円)
四半期純利益:500万円(〃 124億5200万円)
ただ、電通の業務区分別の売上高を見ると「インタラクティブメディア」は増加しています。
軒並み下がっている中でテレビタイムは踏みとどまっています。
新聞:1102億7000万円(前年同期増減率 △16.2%)
雑誌:472億6300万円(〃 △10.3%)
ラジオ:167億1500万円(〃 △7.6%)
テレビ:5316億7400万円(〃 △3.9%)
※テレビタイム:2629億2800万円(〃 0.4%)
※テレビスポット2687億4500万円(〃 △7.8%)
インタラクティブメディア:195億1400万円(〃 10.5%)
OOHメディア:331億4900万円(〃 △7.0%)
クリエイティブ:1316億4600万円(〃 △9.0%)
マーケティング/プロモーション:1284億9300万円(〃 △2.1%)
コンテンツサービス:584億9500万円(〃 △27.4%)
その他:218億8800万円(〃 7.4%)
※クリエイティブ・・・広告表現立案業務、広告制作業務および関連業務
※マーケティング/プロモーション・・・クライアントのマーケティング、コミュニケーション、
ブランド、経営等の戦略立案、コンサルティング業務、および課題解決のためのSP、イベント
PR、eプロモーション、ダイレクトマーケティング等のソリューションの企画・実施作業
※コンテンツサービス・・・スポーツ領域、エンタテインメント領域での権利販売業務、
企画立案・制作実施業務およびその他のコンテンツサービス
※その他・・・衛星その他のメディア、メディアプランニングなどが含まれます。
電通の業種別売上高に占める割合を見てみると、上位10業種では、「趣味・スポーツ用品」(前年同期比 8.4%増)、「食品」(〃 0.1%増)の2業種のみ増加。「自動車・関連品」(〃 15.8%減)、「金融・保険」(〃 14.8%減)、「化粧品・トイレタリー」(〃 8.1%減)、「飲料・嗜好品」(〃 6.2%減)、「情報・通信」(〃 3.4%減)、「家電・AV機器」(〃 5.3%減)、「薬品・医療用品」(〃 3.1%減)、「流通・小売業」(〃 1.7%減)の8業種で減少。
この不況による広告費削減傾向はいつまで続くのでしょうか。
電通や博報堂DYHといった企業も体力勝負になってきそうですね。
