博報堂はDACが実施する第三者割当増資を引き受けると同時に、
子会社である博報堂アイ・スタジオの保有株式のうち一部をDACに譲渡した。
その目的はニュースリリースに記載されていましたが下記の通り。
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インターネット広告は、ここ数年着実に成長し、基幹広告メディアとしての地位を確立し、博報堂DYグループが進める「統合マーケティング・ソリューションの提供」において、より重要な位置づけになってきております。
また、インタラクティブ・マーケティングにおいて競争力を確保するためには、「メディア」「テクノロジー」「クリエイティブ」の3つの機能の強化と融合が重要になってきております。
そのため、今回、DACの第三者割当増資を博報堂が引き受けることで、これまでも、博報堂DYグループのインタラクティブ・マーケティングの領域において、重要な会社であったDACとの連携が強まり、今後、「統合マーケティング・ソリューションの提供」を進めていく上で、この領域の戦略・施策展開の連携強化を図ります。
さらに、DACグループは、博報堂アイ・スタジオの株式を取得することで、主力であるメディア関連事業(メディアレップ事業、テクノロジーサービス事業、オペレーションサービス事業)の機能に加えて、クリエイティブ関連事業の機能を保有することとなります。これにより、インタラクティブ・マーケティングにおいて、幅広いソリューションサービスの提供体制を構築し、インターネット広告業界におけるプレゼンスをさらに高めることが可能となります。
これらにより、博報堂DYグループは、インタラクティブ・マーケティングにおける競争力を強化し、それに通じて広告主に対する統合マーケティング・ソリューションの質をさらに高めていきます。
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要点をまとめると、博報堂がDACを連結子会社化した表面的な目的は
インタラクティブ・マーケティングの連携強化による「統合マーケティング・ソリューションの質向上」
一方、DACが博報堂アイ・スタジオを子会社化した表面的な目的は
「クリエイティブ機能保有によるインタラクティブ・マーケティングの強化」にあるとのこと。
ただ、mediologic高広さんの記事にもある通り、総合代理店にとってネット広告は
メディアレップを使っての単なる「陣取り合戦」ということであれば非常に切ないですね。
統合マーケティングの考え方は
このブログ記事が非常に参考になります。
