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Buzz's Diary

ロンドンでの妊娠治療について書きます。

主人の精液検査を終え、一通り初歩的な検査は済んだということで、
3月中旬にGPのL先生のアポをとりました。
精液検査の結果と、これからどうするかを話すためです。

まず、1回目はSlightly Abnormal(少し異常)と出た精液検査でしたが、
2回目はどうだったかというと、L先生曰く、

全く問題ないわね、ほほほ

とのこと。。
え、でも基準値(WHOが定めたもの)を超えているじゃないと思ったが、
この単位はmillion(百万)なので、少し外れていても関係ないと説明されました。
しかし私は、英語が苦手なのもあって、事前に十分下調べをしていました。
そのWHOの基準値は、自然妊娠するために「最低限必要」な数字です。
つまり、例えばギリギリその基準値である場合には、
低い確率だけど自然妊娠可能、ということになります。
私たちの数字は、それを外れているのです。
今まで薄々感じてはいましたが、

この先生は何も知らない…

この時確信しました。人柄はとてもよい先生なのですが。
この時、この国のNHSというシステムが嫌いになりました。
11月から3月、初歩的な検査に5ヶ月もかかり、
診断も超適当…。

これ以上この先生と話しても仕方ないと思いながら、
今後どうするかを話し合いました。
選択肢は2つ、①NHS、②プライベート病院、です。
①のメリットは無料、デメリットは時間がかかることです。
噂には1年以上も待たないといけないとか?
また、待った挙げ句、どの程度の治療が受けられるかは分からないという曖昧さ。
②は、お金さえ払えば、好きな時に好きなだけ治療が受けられます。
NHSでのこの5ヶ月を考えると、今後の道のりは、
すごく長く感じました。
プライベート病院の費用は、もちろんどの治療を受けるかによりますが、
価格表を見るだけで、とても高そうではあります…。
とりあえず、Initial Consultation(初診)で200ポンド(3万円)とありました。

L先生としては、とりあえず初診を受けてみては?と言います。
それでやっぱり高くなりそうなので、NHSにするならそうすればいいし、とのこと。

3万円は決して安くはありませんが、かといって、
NHSでストレスをためながら待つのも、、と思い、その案に合意。
4月初旬にプライベート病院のアポをとりました。