弓道を始めるまで
弓道なんて左腕ピーンと張ってちゃんと狙って引いて、ポーンとぶれない様に
離せば中ると思ってました。
やったこと無い人は結構こんな感じで思っていると思います。
アーチェリーの弓は中てるために色々進化してきたのではないかと思いますが
弓道はの道具は江戸時代?からタイムスリップしてきたのかと思うくらい進化していない
気がします。
とてもシンプルな道具なのですが、それゆえに「正しい技術」「正しい心」で引かないと
全然中りません・・・・
正しい技術と言うのは・・おそらくこの人です↓↓
弓道をやる人なら誰だって知っている「射法八節オジサン」です
若いころの花山薫↓↓みたいな顔ですね。
大抵の道場にはこのオジさんが貼ってあります
悩むとみんなこのオジさんの絵を確認してから練習に励んでいると思います
「正しい技術」はオジさんに教えてもらうとして
「正しい心」ってなんやねんと思うかもしれませんが
弓道では「よーし、オレ絶対的に当てたるねん!」見たいな心では中りません
「神様どうか的に当ててください」
「全部当たったらカッコいいやろなー」
「この矢が当たれば宝くじにもあたるかも」
こんな心でも弓道の神様は微笑んでくれません。
的に中る事を考えていると的から離れる様な気がします
私の場合ですが、正しい心で引いていないと
弦(つる)で顔や腕をしばかれ
矢が動揺しているかのようにブルブル震えながら飛び
抗議する様に矢が土にしか刺さってくれません。
ドスドスドスドス(矢が土に刺さる音)
なんどこの抗議を叱咤激励を受けた事か・・・・・
私も「正しい心」が何かは分かりませんが
試合の時に良い結果が出るときは
「練習で注意されたことをしっかり出来る様に頑張ろう」
っと自分の射に集中した時です。