新富町の静かな通りにひっそりと佇むこじんまりとしたビストロです。
奥銀座と言われるエリアのさらに奥。
日曜日にも営業しているフレンチやビストロが数店あるのです。
この付近は意外と知られていないですが、レベルの高いお店が集まるエリアです。
日曜オープンのフレンチやイタリアンは本当にありがたいです。

メニューはコース5500円とアラカルトが中心で
アラカルトの1皿は1.5~2人前の量なので
複数のアラカルトを頼んでシェアしながらというのが
こちらのおすすめのビストロスタイルになります。
ビストロですが内容は本格フレンチそのものです。
旬の食材をふんだんに使用した彩りのあ
る前菜やメイン料理をアラカルトで注文し
シェアしながらワインで楽しむのがおすすめです。

まずはエシレバターとパンが到着です。

パンはお替り可能です。


家で泡を飲んできたので乾杯は白ワインをボトルで注文。
マールボロ アストロラーベ ソーヴィニヨンブラン5000円


ネットでは約2500円で見つけましたので

かなり適正価格かと思います。


以降、本日注文したメニューはすべてアラカルトで
3人でシェアしていただきました。
まずは
前菜から4品
瞬間燻製した宇和島産ヒラスズキのカルパッチョ


鹿児島産筍と桜エビのムースのフリット


パテドカンパーニュ


カニコロッケ→1個400円で2個注文です。

前菜はすべて本格的なのでワインがすすみます


続いてのワインはしっかりめの赤をオーダーです。
シャトー ラ・ポジャッド4500円


ネットでは約2000円で見つけました
メルローが15%ほどブレンドさえているからか
一口目からマイルドな印象です
滑らかな口当たりでエレガントに仕上がっています

 

メインは肉中心で3品をお願いします。
ナヴァランダニョー


鴨肉とフォアグラのハンバーグ


蝦夷鹿のロースト


メインのハンバーグとナヴァランダニョーは
店側の好意で
3人分に取り分けてサーブしていただきました。
ともに素晴らしい内容
蝦夷鹿のローストは
これは見た目も綺麗な断面、味の方はジビエの長所が活かされた火入れ
ソースは素材を引き立たせるようなシンプルな味でした。


前菜・メインともにクラシカルフレンチながらもアイデアがプラスされ
ワインとともに楽しめる内容になっています。
会計は3人で約26400円なので
ワインはボトル2本
料理が前菜4品・メイン3品
個人的にはこのしっかりとした内容で一人9000円弱とは
かなりリーズナブルかと思います。
銀座に隣接する新富町という隠れ家でこっそり通い続けたいビストロです。