まさかこんな事になっているなんて思いもしませんでしたよ…


今朝、僕はゴミを出す為に裸足にサンダルを履いて玄関後にしました。

今日も寒いなぁと思いながら、そのしばれる体はゆっくりと階段を降りた。

階段を降りて見ると、そこには30センチはあるであろう積もり積もった雪。


無謀だった。


僕の足元と外の地面はどう考えても釣り合わない。
一瞬、立ち止まってしまった。

その時であった。



…あれは、自分?
小さい頃の僕が、ただのスニーカーを履いて雪の中を無邪気に走り回っている。
もちろん、足元はびしょびしょ。
まるで、雪の冷たさを感じていなかった。


ふと気が付くと小さい頃の僕の姿はなく、リュウヤは思い出した。

あの頃の自分は、雪なんて怖くなかった。

それに比べて今のこの有様はなんだ。

ちくしょっ!



、、

、、、

その時、リュウヤの心には強い決心が生まれた。

そして、次の瞬間!

てやーーー!!

リュウヤは走った!
ゴミステーションに向かって走った!
ゴミを持ちながら(缶、ペットボトル)凍てつくフワフワと優しく包み込むような雪を蹴った!蹴った!蹴った!

後ろを振り返ると、そこは足跡ではない、まるで穴!
振り返るな!

目的地まではすぐそこだ!

リュウヤは最後の力を使いゴミを捨てる事に成功した。

冷たい。



なまくらりゅうや