せいらは24歳になっていた。






お金や行動の束縛、仕事場でのプレッシャー、

あと生理前の情緒不安定からくる苛々や孤独感…



当時、せいらから聞いていた愚痴や私が感じた事。

精神面では本当に底辺にいた状態だった気がする。











4月16日(金) 雨


せいらは朝、いつも通り職場に

オレンジ色の自転車で向かった。

小雨だったからビニール傘を差して。





AM8:48


首振りタイプのシルバーのタンクローリーと

オレンジ色の自転車との衝突事故。


せいらが事故にあった。


まず左の頭をタンクローリーの左のバンパーの上のボディーに。

その反動で回転しながら前方に押し出されるかたちで倒れこむ。

その時にみぎ側の頭も打つ。

意識はある状態。

「痛い、痛い」と訴える。



AM9:32


大阪市立大学医学部附属病院に到着。


CTで全身状態を確認。

広範囲の脳挫傷、頭蓋底骨折、硬膜下血腫、

くも膜下出血を認める。

脳圧センサーを挿入し脳圧を測定しながら、

脳低温療法、人工呼吸器管理、脳圧を下げる点滴の治療を行う。


搬送中から意識は既に遠退きつつある状態。

看護士との受け答えもまともには出来なくなる。

無意識?混乱?睨んだり、暴れたり…



PM1:00


脳圧数値は高いものの急な上昇は無くなる。



携帯電話にロックがかかっているため

家族に連絡する事ができない。

保険証を確認。

住所からマンションの経営会社に連絡がいく。

そこから連帯保証人の我が家へと連絡が入る。



の旦那さんが電話対応して状況説明と

現時点では、まだ安定していると主治医から聞く。


私はこの時点では子供の授業参観に出ていて

大変な事になっているとは知らずに

過ごしていたのでした。





                        つづく…