株式会社めぶきフィナンシャルグループは2008年4月1日に設立された会社です。2016年に商号変更をしましたが、設立日は2008年となっています。東京都中央区に本店を置き、茨城県水戸市に水戸本社、栃木県宇都宮市に宇都宮本社を置いています。

基本的に銀行や子会社の経営管理、付帯する関連の業務をメイン事業としている会社です。樹木の新芽が出始める「芽吹き」から社名を取っています。瑞々しい発想、そして新しい価値が次々と生み出される様を「めぶき」という言葉で表現しているのです。

今回はめぶきフィナンシャルグループの企業理念や事業内容、そして強みや特徴について紹介していきましょう。

 

  株式会社めぶきフィナンシャルグループの企業理念とは?

 

めぶきフィナンシャルグループは地域に新たな価値と活力を芽吹かせ、地域と共に持続的成長を実現するという想いを込めています。だからこそ、ブランドロゴデザインには植物が芽吹き、成長していく姿を現しているのです。

地域の持続的成長をするためには、基本的に金融の力が必要になります。めぶきフィナンシャルグループでは、地域の成長のために質の高い総合金融サービスの提供を行っているのです。こちらでは、まずめぶきフィナンシャルグループがどのような企業理念を持っているのかについて紹介していきましょう。
 

地域経済の拡大

 

めぶきフィナンシャルグループはネットワーク活用による地域経済の拡大を考えています。中央の大企業を含む広域ネットワークを活用して、さまざまな企業間で交流の加速、そして拡張を企業理念に掲げているのです。

会社の成長、そして金融機関としてお客さんのためになるサービス提供をするには地域経済の拡大も重要なポイントとなっています。ネットワークを活用して、さまざまな企業間での交流を図ることができれば、地域経済の拡大の第一歩になります。
 

先進的サービスの開発や提供

 

近年はインターネットの普及によって、ITの活用や他業種との連携は当たり前になっています。一昔前はできなかったことも、IT文化の発展によってさまざまな金融サービスの提供や開発ができるようになってきました。

すべての銀行が取り入れているわけではありませんが、スマートフォンのアプリなども利用者にとって便利なツールになっています。銀行によっては残高照会や入出金をアプリ上で完結させることもできるようになっています。

ただ、金融というお金が絡む仕事だからこそITの活用などは慎重にならないといけません。例えば不具合が出ることによって、多くの人に影響が出てしまうからです。そうならないために、他業種との連携、そして先進的なサービスの開発や提供をしているのです。
 

統合による収益基盤の強化

 

銀行の統合によって、オペレーションの効率化や経営資源の戦略的シフトの構築ができます。戦略的シフトによる強固な収益基盤を構築することで、グループの安定につながります。

金融機関にとって何よりも重要視しているのが信頼と安定です。このふたつは表裏一体と言っても過言ではないのです。なぜなら、信頼できる企業であっても安定がなければ不安が残りますし、安定している企業でも信頼できなければ良い関係を築くことはできません。だからこそ、めぶきフィナンシャルグループは統合による収益基盤の強化をしているのでしょう。

 

人材の育成

 

現時点でどれだけ良い企業であっても、将来の人材が不安定であれば意味がありません。そのため、めぶきフィナンシャルグループでは人材の育成にも力を入れています。金融業界は時代の流れなどによってさまざまな変化が訪れます。それだけではなく、お客さんのニーズは多様化しているので臨機応変に対応できる人材が求められているのです。

だけど、都合よくそういった人材が常に入社してくれるわけではありません。だからこそ、めぶきフィナンシャルグループは人材育成に力を入れているのです。多様で高度な金融ニーズに対応できる人材、そして地域の事情に精通している人材の育成を行っています。

実を言えば、人材育成が何よりも難しいと考えられている部分もあります。他の事業が簡単というわけではありませんが、予想通りに行かないことも多くあるからです。だけど、企業の将来を考えるならば人材育成は何よりも重要視しなければいけない部分でもあります。

なぜなら、お客さんと接するのも社員だからです。きちんと育成された人材で対応をしないとお客さんを不快にさせる可能性もあります。そうならないために、めぶきフィナンシャルグループはしっかり人材育成に力を入れているのでしょう。

 

  株式会社めぶきフィナンシャルグループの事業内容について

 

めぶきフィナンシャルグループと言っても事業内容はひとつではありません。さまざまな社会問題や課題を鑑みて、いろいろな事業展開をしているのです。

特に2020年以降は新型コロナウイルスの影響もあり、予想外の影響を受けた人も多くいます。そういった人たちを支えられるのも、めぶきフィナンシャルグループのような金融機関です。こちらでは、めぶきフィナンシャルグループがどのような事業を行っているのか紹介していきます。
 

地域経済や地域社会の活性化

 

めぶきフィナンシャルグループは地域経済や地域社会の活性化事業を行っています。コンサルティングの教科、グループ機能の拡充によって地域やお客さんが抱えている課題や問題の解決に努めてくれます。

事業者向けの場合はコンサルティング営業の深化を展開しています。外部専門家、公的機関と連携することによって、専門性の高い情報提供、提案をすることができるからです。

それだけではなく、グループの強みを活用することで新事業領域の開拓も行っています。地域やお客さんはそれぞれ異なる課題解決に向けている部分があります。従来のサービスではできなかったことも、グループ全体の強みや連携力を活かして新規事業として取り組んでいきます。そうすることによって、これまでは見えてこなかった解決策が出てくるかもしれません。

地域経済や地域社会の活性化は理想とされている部分はありますが、実現のためにはさまざまな苦難の道があります。めぶきフィナンシャルグループは苦難の道であっても、決して折れることなく、曲がることなくまっすぐに向き合っているのです。
 

高齢化社会への対応

 

年々深刻化していく高齢化社会に関する対応も事業のひとつにしています。少子化と高齢化は年々深刻化していて、さまざまな政策が打ち出されるほどです。それでも、改善の道につながっていないのが現実と言えるでしょう。

めぶきフィナンシャルグループでは、ジェロントロジーサービス提供に向けて体制強化をしています。高齢者の方、その家族が気軽に相談しやすいように専門担当者の拡充をしています。それ以外にも相談窓口の開設など幅広い体制を整えているのです。

そして、めぶきフィナンシャルグループは高齢者と家族の困りごとに関してワンストップサーポートをしてくれるのです。例えば、住環境面の支援に関しては他業種との連携によって家事代行サービスなど、金融面以外のサポートやサービス提供をしています。

そして、高齢者家族とのつながりも強化するシステムを作っています。将来に関する不安はどんな人であっても持っています。だけど、身体が不自由になりつつある高齢者にとってはより強い不安を感じているのも事実です。だからこそ、スマイルフルパートナーと呼ばれる高齢者専門担当者の配置を拡充しているのです。笑顔で親身になってくれる担当者であれば、高齢者やその家族も気軽に、そして安心して相談ができるからです。
 

お客さんのための事業

 

金融機関の大前提として「お客さんのための事業」を展開しています。めぶきフィナンシャルグループもその考えを持っているので、お客さんが気軽に相談できる環境を整えています。先述した高齢者のためのシステムも「お客さんのための事業」の一環と言えます。

このように、幅広い対応をするためにも常にお客さんのことを考えているのがめぶきフィナンシャルグループの強みであり特徴であるとも言えます。

 

  株式会社めぶきフィナンシャルグループの強みや特徴について

 

めぶきフィナンシャルグループにはさまざまな強みや特徴があります。こちらでは、どのようなポイントを持っているのかを紹介していきましょう。

めぶきフィナンシャルグループを顧客として利用検討をしている人も、働きたいと社員検討をしている人も、どんな強みや特徴を持っているか知っておいて損はありません。

 

地域密着度が高い

 

基本的にめぶきフィナンシャルグループは地域密着度の高さも特徴のひとつです。メガバンクと地方銀行の違いとして、地元への密着度の高さがあげられることが多いです。実際に利用した人も気持ちよく利用ができたという口コミを残しています。

融資などは一定の審査があるため、一概に審査が甘いなどは言えません。甘くすることだけが優しさではないからです。ぎりぎりの環境の人に融資をしても、ただの自転車操業にしかなりません。だからこそ、そういった人たちには融資ではなく、現状を改善できる相談に乗ってくれるのです。こういった相談などは地方銀行の方が対応が良いという意見も少なくありません。

 

年収が高い

 

2021年時点では業界の中でも年収の高さが4位でした。だけど、2023年時点では業界1位に輝いています。それだけ社員を大事にしているということにつながるのではないでしょうか。

一般的に銀行員は高給と言われています。もちろん役職などによって変動はありますが、一般的な企業の社員よりはるかに高い場合がほとんどです。めぶきフィナンシャルグループの場合、1,490万円という平均年収を叩きだしています。

ただ、先述したようにすべての銀行員がこの年収というわけではありません。役職や一般社員などの年収を平均で割り出したものでしょう。だけど、業界1位という年収を誇っている企業であれば、社員たちも仕事に対して意欲的になれるのではないでしょうか。

仕事をする以上、やはり見返りとして高給を求めるのは当然です。慈善事業ではないのですから、貢献した分の給料はもらいたいと考えるのは当然です。めぶきフィナンシャルグループは社員たちにもしっかりと還元してくれる優良企業です。

 

やりがいのある仕事

 

めぶきフィナンシャルグループの特徴として、やはりやりがいのある仕事でしょう。金融関係の仕事は、お客さんの生活や仕事に大きく関わってきます。だからこそ、銀行員には厳しい条件が設けられるのです。

だけど、厳しい条件をクリアして入社すればお客さんのためになる仕事ができます。実際に銀行の仕事を見て、自分も誰かの役に立ちたいと考えたことで銀行員を目指したという人も少なくないのです。もちろん外と中からでは見えるものも変わってきます。見えるものが変わってくるからこそ、自分にできることがあるのではないかと考えることができるのです。

 

  まとめ

 

銀行と言えばメガバンクを考える人も多いでしょう。ですが、日本の経済を支えているのはメガバンクばかりではなく、地方銀行なども同じです。むしろ、地方を支えているのは地方銀行の方が大きいかもしれません。

メガバンクにはメガバンクにしかできないことがありますが、地方銀行だからこそできるということも多くあります。お客さんに寄り添うこと、地域社会や地域経済の活性化のためにできることなど幅広いものがあるのです。

植物が力強く芽吹き、成長していく姿を表現しているのがめぶきフィナンシャルグループです。社名やロゴマークに胸を張れるような商品やサービスの提供をしています。会社だけではなく、地域を芽吹かせるためにできることを常に考えていると言ってもいいでしょう。金融機関だからと言ってお金の融資や返済だけにとどまらないサービス提供をしています。

地域に寄り添ってくれるからこそ、多くの人から支持、そして信頼されているのです。

 

  会社概要

 

会社名:株式会社めぶきフィナンシャルグループ
代表者名:秋野哲也
資本金::1,174億円
公式サイト:https://www.mebuki-fg.co.jp/