昨今の日本では教員の働き方改革が進み、部活動を地域移行したり縮小している学校も多くなってきました。
その表れとして、全国中学校総合体育大会(以下、全中)が2027年度から規模縮小となり、「水泳・ハンドボール・体操・新体操・ソフトボール男子・相撲・スキー・スケート・アイスホッケー」の9競技が廃止になります。
そのため、水泳競技は今年度が最後の全中となります。
文部科学省が定める部活動の定義を見てみると、「部活動は、生徒の自主的、自発的な参加によって行われるものであり、学校教育の一環である。」「体力や技能の向上に資するだけではなく、教科学習とは異なる集団での活動を通じた人間形成の機会でもある。部活動は多様な生徒が活躍できる場である。」とされています。
(※出典:文部科学省「学校の働き方改革を踏まえた部活動の改革について」一部抜粋)
部活動は学校教育であり、人間形成の機会であり、多様な生徒が活躍できる場所であると定義されています。
では、学校教育とはどのような意味でしょうか。
学校教育とは、学校施設で行われる教育活動を指します。
学校施設で行われる教育活動とは、教育基本法に明記されています。
教育基本法第1条では教育の目的が明記されており、「教育は、人格の完成を目指し…(省略)」と規定されています。
教育基本法第2条では教育の目標が明記されており、「1号:幅広い知識と教養を身に付け…(省略)」と規定されています。
部活動は、人間形成と教養を身につける学校教育の1つです。
いわば部活動は、「全体としての個」を重要視していると言ってもいいでしょう。
私たちは、「選手である前に生徒である」ということを指導しています。
第1に学校生活であり、2の次に部活動があります。
それは我々教員も同様です。第1に教科指導,生徒指導があり、第2に部活指導があります。
教室指導からの連続性を持って部活動を行っております。
その中で、水泳部(全体)として「インターハイ総合優勝」という共通目標を持ち、たとえ本人がインターハイに出場しなくても日大豊山水泳部の部員として規律や役割を全うすることが重要視されます。
クラブチームは、「個としての全体」であると私は考えます。
技術向上などの明確な目的を持った「個」が集まり、その上でチームが形成されます。
部活動とクラブチームはそもそもの目的が異なるのです。
クラブチームにも部活動にもそれぞれの良さがあります。
その中で日大豊山水泳部は、「部活動」としての指導を行ってまいります。
グループではなく、チームである。
部員一人ひとりがその「チーム」について考えて、行動しよう!
【チームが1つとなり練習に臨む様子】
以上
北川凜生


























