昨日行われた日本大学スポーツ大会において、66連覇を達成することができました。

本年度当番校である第二高等学校、競技役員としてお手伝いいただいた日本大学水泳部の学生の皆さん、ありがとうございました。

また、朝から夕方まで応援してくださったOBの皆様、保護者の皆様にも感謝申し上げます。

 

この付属戦は今シーズン初の学校対抗の試合でもありました。

まさに「チーム力」が試される試合です。

 

集団を表す言葉に「グループ」と「チーム」が存在します。似たような言葉ですが違う意味合いがあります。

「グループ」は、人が集まっている状態を表す言葉です。

共通点はあっても、必ずしも協力して成果や結果を出す必要はありません。

「チーム」は、共通の目標達成のために、役割分担をしながら協力する集団を表す言葉です。

メンバー同士の連携が重要になります。

日大豊山水泳部は「チーム」であり、「グループ」ではありません。

インターハイ総合優勝という共通目標のもと活動をしています。

 

では、その「チーム」をどのように作っていくかが課題になります。

私自身も、日大豊山水泳部と日本大学水泳部で主将を任せていただき、チーム作りには苦労しました。

その経験のなかで学んだことがあります。

 

1つ目は、手段と目的の位置づけです。

「最高のチームを作って優勝する」(因果論)というのと、「優勝するために最高のチームを作る」(目的論)というのは似たように思いますが手段と目的が全く異なります。

私は前者(因果論)を大事にしています。

因果論では、主眼は「最高のチームを作ること」です。その先に結果として「優勝」があります。

それに対し目的論では、主眼は「優勝すること」であり、「最高のチームを作ること」はそのための手段となります。

 

目的論をとってしまうと、仮に優勝できなかった時に最高のチームではなかった。ということになってしまいます。

本当にそれでよいのでしょうか。

「チーム」となって戦うというのは勝敗に関係なくそれまでに試行錯誤し、時にぶつかり合い、切磋琢磨する、その過程の中で「仲間」となりかけがえのない時間を共有することだと考えます。

 

次に問題になるのが、「最高のチーム」の作り方です。

これが私が主将となって学んだことの2つ目になります。

私の思う「最高のチーム」は、「後輩は先輩を敬い、先輩は後輩の目線にたって話を聞き、同期で協力しあう」ことです。

スポーツ界では、「後輩が先輩を敬う」というのは比較的できていると思います。むしろこれが前提での話になります。

大事なのは、2つ目の「先輩が後輩の目線に立つこと」です。

何でもかんでも先輩に言われたことをやるだけの「指示待ち」では良いチームとは言えません。

後輩が意見を言いにくい状況下でも先輩が後輩の目線に立つことで、後輩目線の意見を拾うことができチームが一つになります。

後輩から出た意見を同期たちで協力し、話しあうことが大事です。

 

ここから、都高校、関東高校、インターハイへと続いていきます。

さらにチーム力を磨き、インターハイ総合優勝に向けて試行錯誤していきたいと思います。

 

【チームを一つに、ワンパをやる様子】

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以上

北川凜生

 

 

 

 

日大スポーツ大会(付属戦)

豊山水泳部66連覇達成致しました‼️

詳細は後日改めて発信します。

応援ありがとうございます。

 

以上

 

近藤恭一

私は現在、日本大学大学院法学研究科で「法哲学」という学問を専攻しています。

「法哲学」ってなに?と聞かれることが多いのですが、憲法や刑法,民法など法律は条文によって規定されています。「法哲学」はその法律ができる前段階である「自由とは」とか「正義とは」というものを考えるという学問分野です。

 

その講義の中でアイザイア・バーリンの『自由論』という本を読んでいます。二つの自由概念という内容のなかに「内なる砦への退却」という話がありとても面白かったので紹介したいと思います。

 

人間は理性によって目的を追求する存在ですが、外部の自然法則や他者の妨害によってその達成が阻まれるとき、自由を奪われたと感じます。この障害に対処し、自由を確保しようとするアプローチには、大きく分けて「内面への退却(自己否定)」と「外部への働きかけ(障害の除去)」の2つの方向性が存在します。

 

「内なる砦への退却」

実現不可能な欲望を放棄し、手に入らないものを最初から欲しないことで、他者や環境に隷従しない自由を確立する。

この自己否定の論理を突き詰めると、行動の範囲を狭め続け、最終的には精神的な窒息や「自己滅亡(自殺)」に行き着いてしまうため、真の意味での自由の拡大とは言い難いといえます。

 

 

難しい話をしましたが簡単に置き換えてみると、

誰しも、ベストを更新したい!という目的を持っています。

しかし、なかなかベスト更新ができないと「努力しても報われない」「頑張っても意味がない」と考えます。

その敗北の浪費を避けるため、「どうせ自分には才能がなかった」とベスト更新という欲求を圧殺します。

そうすると「冷めた態度」や「やる気のない態度」という砦に引きこもり、また今度悪い結果が来ても「そもそもいい結果を狙っていなかった」と自尊心を防衛します。

 

このような自我の働きはジグムント=フロイトにより発見され、アンナ=フロイトによって防衛機制と呼ばれるようになりました。

 

人間だれしも、いい時もあればうまくいかないときもあります。

日大豊山水泳部には10名の顧問・コーチがおります。

また、部活動として活動しているため、担任や教科担当教員とも連携が取れます。

水泳部スタッフの10名や他教員とのあいだで密な連携を取り、学校での様子や部活動での様子など様々な場面をサポートしています。

バーリンのいう「内なる砦」に入る前に、各スタッフが生徒一人ひとりに対し全力でサポートしてまいります。

 

【写真は2021年インターハイ、柳本幸之介氏がレースに臨む前に顧問と握手する様子】

 

 

以上

北川 凜生

 

昨今の日本では教員の働き方改革が進み、部活動を地域移行したり縮小している学校も多くなってきました。

その表れとして、全国中学校総合体育大会(以下、全中)が2027年度から規模縮小となり、「水泳・ハンドボール・体操・新体操・ソフトボール男子・相撲・スキー・スケート・アイスホッケー」の9競技が廃止になります。

そのため、水泳競技は今年度が最後の全中となります。

 

文部科学省が定める部活動の定義を見てみると、「部活動は、生徒の自主的、自発的な参加によって行われるものであり、学校教育の一環である。」「体力や技能の向上に資するだけではなく、教科学習とは異なる集団での活動を通じた人間形成の機会でもある部活動は多様な生徒が活躍できる場である。」とされています。

(※出典:文部科学省「学校の働き方改革を踏まえた部活動の改革について」一部抜粋)

 

部活動は学校教育であり、人間形成の機会であり、多様な生徒が活躍できる場所であると定義されています。

 

では、学校教育とはどのような意味でしょうか。

学校教育とは、学校施設で行われる教育活動を指します。

学校施設で行われる教育活動とは、教育基本法に明記されています。

教育基本法第1条では教育の目的が明記されており、「教育は、人格の完成を目指し…(省略)」と規定されています。

教育基本法第2条では教育の目標が明記されており、「1号:幅広い知識と教養を身に付け…(省略)」と規定されています。

 

部活動は、人間形成と教養を身につける学校教育の1つです。

 

いわば部活動は、「全体としての個」を重要視していると言ってもいいでしょう。

私たちは、「選手である前に生徒である」ということを指導しています。

第1に学校生活であり、2の次に部活動があります。

それは我々教員も同様です。第1に教科指導,生徒指導があり、第2に部活指導があります。

教室指導からの連続性を持って部活動を行っております。

その中で、水泳部(全体)として「インターハイ総合優勝」という共通目標を持ち、たとえ本人がインターハイに出場しなくても日大豊山水泳部の部員として規律や役割を全うすることが重要視されます。

 

クラブチームは、「個としての全体」であると私は考えます。

技術向上などの明確な目的を持った「個」が集まり、その上でチームが形成されます。

 

部活動とクラブチームはそもそもの目的が異なるのです。

クラブチームにも部活動にもそれぞれの良さがあります。

 

その中で日大豊山水泳部は、「部活動」としての指導を行ってまいります。

グループではなく、チームである。

部員一人ひとりがその「チーム」について考えて、行動しよう!

 

【チームが1つとなり練習に臨む様子】

 

 

以上

北川凜生

 

 

GWが明け、入部が本格的に始まりました。

今年度は現在までに中学生が20名、高校生が40名と約60名の新入生が入部しております。

なんと今年は数年ぶりに全部部員が200名を切りました!

 

練習の様子です。

50mが泳げません。

工夫の余地あり。

以上

 

近藤恭一

 

日大豊山水泳部の1日を紹介したいと思います。

 

 

6:30~朝練習集合(Aチームのみ)

6:45~7:50朝練習(Aチームのみ)

【朝練習を行うAチーム】

【朝練習後にはおにぎりでパワーチャージ】

竹村監督が魂を込めて握っています!

7:45~7:55朝掃除&集合

【全チームでいつも自分たちで使っているプールを掃除しています】

 

8:20~15:00授業&HR

 

15:15~16:15(Bチーム水中練習)

16:15~17:00(Bチーム陸上トレーニング)

中学・高校合同で行っています。

陸上トレーニングは、中学生は自重で、高校生はウエイトトレーニングなども取り入れています。

怪我がないよう、コーチ監督のもと安全に行っています。

 

15:30~16:15(Aチーム陸上トレーニング)

16:15~18:30(Aチーム水中練習)

Aチームの陸上トレーニングは、ドライランド、TRX、メディシンボール、ウエイトトレーニングなどをグループ・曜日で分けて行っております。

 

 

※写真はすべて過去のものを使用しております。

 

このように日大豊山水泳部は活動しています。

部費などは徴収しておらず、試合の出場料も学校で負担しております。

 

現在、日大豊山水泳部の顧問・コーチは10名おり、非常に充実しております。

プールは11階に設置されており、25m×10レーンで日本水泳連盟公認プールです。

「このような環境や設備があることを当たり前だと思わず、常に感謝の気持ちを忘れないこと」と日ごろから指導しています。

 

この素晴らしい環境・設備で一緒に活動できる仲間を募集しております。

学校見学や入試の情報は本校HPをご参照ください。

 

 

以上

北川 凜生

こちらのブログと並行して運営しております日大豊山水泳部HP。

今年度の情報更新を行いました。

 

・令和8年度の試合スケジュール

・新規スタッフ情報

・アジア大会、ユニバーシアード大会出場者

 

その他、様々な情報を発信中です!!

下記URLやブログの概要欄よりご覧ください。

 


以上

 

近藤恭一

日大豊山水泳部と聞くと、インターハイ上位常連校というイメージを強く感じるかもしれません。

しかし、競技力のみではなく学業が優秀な生徒も多く在籍しております。

 

日本大学の付属校のため日本大学への進学はもちろんのこと、GMARCHと呼ばれる大学などのレベルの高い大学に進学する生徒も少なくありません。

 

ここでOBを何名かご紹介させていただきます。

1人目は、令和2年卒の小久保拓真氏です。

小久保氏は在学中、Aチームとしてインターハイにも出場し1500m自由形で13位入賞と競技レベルも高く、高校3年次には主将を務めインターハイ総合優勝(2019年,熊本)にチームを導きました。

高校卒業後は日本大学法学部法律学科に進学し勉強を重ね、大学卒業後は京都大学大学院法務研究科(法曹専門大学院)に進学され、昨年度見事司法試験に合格いたしました。

これは日大豊山水泳部として初の快挙となります。

小久保氏の例のように、高校時代は水泳部に所属し、大学卒業後に社会で活躍されているOBがとても多いのが日大豊山水泳部の特色でもあります。まさに水泳部の指導方針である文武両道の体現といえます。

 

他にも水泳で活躍されているOBも多いです。

2024年パリ五輪では、谷口卓氏(令和2年卒)がメドレーリレーの平泳ぎ代表として、柳本幸之介氏(令和4年卒)がリレー代表として選出されました。

また今年8月にアメリカ・アーバインで開催されるパンパシフィック選手権、9月に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会に、柳本幸之介氏・光永翔音氏(令和6年卒)・コーチとして夏間大介氏(平成7年卒)が選出されています。

 

紹介させていただいたOBのみならず、たくさんのOBがそれぞれの場所で活躍されています。

日大豊山水泳部では在校時の水泳競技のみならず、日本大学の教育理念である「自主創造~自ら学び・自ら考え・自ら道を開く~」のもと、全人教育に努めています。

 

OBに続け!豊山生!

 

 

 

【写真】2019年インターハイ(熊本)男子総合優勝3連覇 集合写真

小久保氏・谷口氏(高校3年次)、柳本氏・私(高校1年次)

 

以上

北川 凜生

 

新入生の入部期間開始から1週間。

入部する者もチラホラ出てきました。

まだまだ慣れませんが、慌ただしい日々となっております。

 

Aチームも朝練習を始めました。

新入生は練習後の学業など最初は慣れないとは思いますが、頑張ってほしいものです!

この日の朝練習最後は、DIVE練習です。

以上

 

近藤恭一