・ニコチン依存

タバコを吸う、ということは日常の風景のように思えて、実は依存の一種。タバコの箱にも「依存が高まります」などと書かれているように、ニコチンには中毒性がある。また、中毒性のような身体的依存とは別に、習慣による心理的依存もあるのが難しいところ。心理的依存には、常にタバコを吸っていないとイライラするなどの症状、身体的依存には、手が震えたりするなどの症状と、依存の出方は様々。1日3箱吸うようになったら、禁煙外来を訪れてみよう。もちろんニコチンパッチなどでトライしてみるのもいいだろう。

・買い物依存


若い女性に多く見られる、必要のないものをサイフと相談せずに買い続けてしまう行為。欲しい"モノ"よりも"買う"という行為自体に快感を覚えるのがこの依存の症状。もともとの原因はストレスが最も多い。最近ではネット通販で、現金の感覚を持たずにカンタンに買い物ができてしまうのも、依存発症の原因のひとつだ。買ったものは、袋に入ったまま開けずに放置している例が多い。

ただし初期であれば、本人には「なんで買ってしまったんだろう」という罪悪感があるので、そのレベルならばまだ後戻りはきく。借金を考えるようになったら、自覚がなくなったサイン。すぐに対策を。カウンセリングが効果的。

・ギャンブル依存


子育てなどに疲れた主婦層に良く見られる依存。真夏にパチンコ屋に行って、子供を車の中に置き去りにしたまま数時間も没頭してしまい、子供が命を落としてしまった…、という悲しいニュースは、ご存知の方も多いだろう。依存にはまるキッカケとしては、時間をもてあました専業主婦がフラリと入ったパチンコ屋でたまたま大当たりを出してしまう「いい経験」が多くあげられる。

また、パチンコの玉が出る時の「ジャラジャラジャラ」という音は、アドレナリンを放出させる効果があるので、そのときはとても快感を覚えるという人間の脳の構造も影響している。病的な依存開始の目安は、家のお金を持ち出したりする行為で、本人は依存に気づくことが少ない。借金までし始めたら後に引くことが難しくなってしまうので、早めに専門家に相談を。


・アルコール依存



こちらも、女性の中では主婦層に多く見られる。「キッチンドランカー」という言葉があるように、最初は「ダンナが帰ってくるまでの一本」からのスタートが典型。朝から飲むようになったり、お酒を飲んでいないと手が震えるようになったら依存が進行している証拠。お酒がなくなると、最終的には料理酒にまで手を出すようになる。すぐに病院へ行こう。

特にひどい場合は禁酒を助ける薬を処方されることがある。こちらは、肝臓のアルコール分解機能をなくしてしまう薬で、服用した状態でお酒を飲むと、あっという間に最悪の二日酔い状態になるもの。「アルコールアノニマス」と呼ばれる、お酒の問題で悩んでいる人たちが話し合う団体も存在する。

・セックス依存


女性には「認められたい、かわいがられたい」と、「自分の証明をしたい」という心理がある。その欲求を満足させるために、不特定多数の男性に対してセックスを武器にするのがこの依存。こちらもパチンコの例と似ており、セックスをして心の安堵を覚えるとそれを忘れることができなくなりハマっていくのが一般的な依存の過程。

女性には、「男性からセックスを求められることは自分に魅力があるから」という心理がある。それがエスカレートすると「誰でもいいから誰か」という、自分をコントロールできない状態になってしまう。セックス依存は、病気や不測の妊娠など、何かが起こらないと自覚することが難しいのが特徴。こちらもカウンセリングが効果的。

さて、自分に少しでもあてはまったり、自分の周りにこのような友人、恋人はいませんか?依存自体は何かしら誰もが持っているものだが、他人に迷惑をかけるようになったり犯罪寸前まで行ったりと、病的なものになってきた場合はすぐに対処が必要だ。依存についてもっとよく知りたい、という方はこちらをどうぞ



女性の依存症