※想像してください。
あなたはある一軒の店の前に立っていた。意を決して扉を開け、店の中に入る。
店の中では、店主らしき男と、客らしき男が激しく口論をしている。店主らしき男は、あなたに気がつくと、今までの激高が嘘のように笑顔で近づいてきた。そして、何やら話し出し、最後にこう言った。
「Are you Japanese?」
あなたが「Yes」を答えると、より一層の笑顔を浮かべ、店の奥へと招き入れた。あなたは用意してきた紙切れを渡そうと店主に差し出した。しかし、店主はちらっと見ただけで受け取らず、何か言っている。どうやら、「俺にまかせろ」と言っているようだ。あなたは、多少の不安を感じながらも、店主にまかせることにした。
どうやら眠ってしまったようだ。目を覚ましたあなたに気づいた店主は、笑顔でサムアップしている。が、あなたは自分の腕を見て、驚愕した。腕には・・・
あなたは必死に腕を擦った。しかし、消えるはずもない。次の瞬間、激しい怒りがこみ上げ、あなたは店主と激しい口論になった。しばらくすると、店の扉が開いた。店主は、あなたを無視し、扉へ向かって歩き出す。ふと、店主の机に目を落とすと、そこには日本語ドリルが置いてあった。すでにあなたの心は、怒りではなく悲しみでいっぱいになっていた。あなたは、途方に暮れながら店を後にした。
「Are you Japanese?」という店長の声を聞きながら・・・。
