岐阜市池ノ上町にある

 

と言うより、忠節のほうがわかりやすいかも。

 

葛懸(かつらがけ)神社。

いつ頃からあるのかも分からないくらい古いお宮さん。

 

ご神木が「フジ」

 

蔓植物のフジがご神木の縣(あがた)神社なので

 

蔓=葛で「葛懸神社」らしい。

 

御祭神が「葛懸明神」ですが、どうやらダキツラネノミコトだって事もあるらしい。

 

 

この葛懸神社の通称「みそぎ祭り」を見物してきました。

 

午後1時半頃

 

ご神職と氏子より選ばれる主祢宜・副祢宜さんに巫女さんが拝殿に入り神事が始まります。

 

お祓いだったり玉串奉納だったりが終わって境内はしばらく静かになります。

 

 

毎年不思議だったのは境内で「そば切り」が売られている事。

 

この祭りは別名「そば切り祭り」とも言われているらしいのですが、なぜか分かりません。

(一応そば売ってた役員さんに聞いてみましたが「なんでだろう?」との事でした)

 

そば切りと厄除け餅を手に入れ(?)境内を出て長良川に向かいます。

 

長良川の堤防上で待つことしばし。

 

午後3時頃

裸男達。

 

堤防を越えてみそぎ場へ。

 

みそぎ場のお祓い。

 

赤い鉢巻・下帯姿の神男(昼の部なのでおそらく副祢宜さん)と

 

補佐役の裸男が水に肩まで浸かった後、二礼二拍手一礼。

 

神男が水から出るのと入れ替わるように裸男達が歓声を上げて水に飛び込んでいきます。

 

上空には報道のヘリ。

 

水から出た裸男達は神男を中心にして

 

「わっしょい!わっしょい!」

 

葛懸神社へ向かいます。

 

 

尾張国、国府宮のはだか祭と違うのは、神男に触れてはいけない点。

 

境内に入った裸男、神男を胴上げした状態で拝殿に入ります。

 

神男が所定の位置に収まったところで「みそぎ」は終了です。

 

 

と言う、一部始終を動画で撮ったのですが、まだ編集できていません。

 

編集が出来るまでお待ち下さい。

 

 

葛懸神社の例大祭のため、みそぎを盛大に行うので「みそぎ祭り」と呼ばれますが

 

本来重要なのはこのあとの神事なのでしょうね。

 

以前は一日3回みそぎを行っていましたが、「男性ならば飛び入りOK」なので

 

希望者が多すぎると大変だって事で

 

現在、一般希望者が参加できるのは1回。

 

(深夜に氏子さんだけでもう一度)

 

 

岐阜市を代表する奇祭の一つです。

 

 

 

さ、動画をなんとかせねば。

 

 

 

 

 

それでは、また。