ネタバレあり、です。


amazon によると、
「航空業界で働く“空のプロフェッショナル”たちに
スポットを当てた群像コメディ」 だって。

以下↓あらすじ。

舞台は空港。副操縦士・鈴木(田辺誠一)は、1980便の操縦が機長昇格への最後の訓練。しかし当日、訓練教官の機長が、仏のような望月教官(小日向文世)から、威圧感バリバリの原田教官(時任三郎)へ。そして、このフライトが国際線デビューとなる新人CA斉藤(綾瀬はるか)も緊張しまくり。いろいろありつつ何とか定刻どおりに離陸・・・無事にホノルルまで着くはずだったが・・・?


この、訓練教官が変更になるくだり。

本来の訓練教官である望月教官が「発熱&体調が悪いため」、
代替要員の原田教官へ変更になるわけです。

素晴らしい危機管理対策だと思います。


この映画を見ていると、「いかにお客様の安全を確保するか」ということに、
どれだけ航空業界が心を砕いているか、わかります。



医療業界はというと。

人の命を握っている点では同じだと思うんですよね。



だけど、医療業界の危機管理体制は貧弱。

当直明けで眠くても、体調悪くても。仕事は基本、休めない。
「患者さんのために(自分を犠牲にして)頑張ってなんぼ」 
という雰囲気が主流です。

自分の家庭も、プライベートも、健康も。全部二の次です。

だから、女医が出産してフルタイムで仕事するのは無謀です
(話がそれましたが)


研修医のころは、二次救急病院にいましたが
「患者さんが死ぬか、自分が死ぬか。そうなるまで働いてやっと一人前。
そういう気持ちで一生懸命働け」 と上司から言われました。

その病院にいたときには、救急車はほとんど断らずに受け入れていました。

1-2時間おきに起こされて、ほとんど眠れない。
新生児のころの授乳に似ているかな。
朝が来るころには、動悸と吐き気がしたものです。


その後は、救命救急センターのある三次救急病院に移りましたが、
当直明けで心臓カテーテル検査に入っていました。
検査中は気を張っていますが、終わるとげっそり。

よく事故を起こさなかったな。



今は、学年が上がり、比較的自由な病院に異動となりました。
当直明けに検査は絶対に入れません。

私なりの、ささやかな危機管理です。



医療業界も、ハッピーフライトを見習って、
危機管理対策を徹底させてほしい。



寝不足で疲労が蓄積して、判断力が低下している医者が
気力と気合で患者を診察、手術している・・・


何て恐ろしい。私が患者だったら絶対に嫌です。



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