大学に、当時自分の通っていた高校の現役生が見学に来るので、OBとして案内をしてくれないかと頼まれた。日程もまだかなり先で予定もつくし、断る理由が見つからない。
そんなわけでOKのお返事を出したのだけど、気乗りは全然していない。
単にめんどくさいというのも当然あるけれど、それ以上に、本来一番の理由で頼まれたはずの「OBとして」というのが、非常に息苦しいから。
じゃあ何故息苦しいのかというと、理由は簡単で、自分は高2の秋ぐらいから不登校になってたからだ。OBとして、こんなにも適任じゃない人もいないだろう。
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こんなこともあり、少し高校の頃を思い出すきっかけになった。
高校の自分を一言でいうと「ガキ」だったなとつくづく思う(ちなみに、「高校の頃ガキだったんだよね俺」という話を友人にすると、かなりの確率で「お前は今も十分ガキだぞ」という返事が来る)。
不登校の理由は大きく二つあって、体調を崩したとかそういうわけでもなく、行く意味がないと思ってたから。学校というのは、学力をつける為に行くものだと当時は考えてた。なので、別に学校行かなくても自習すれば行かなくてよくね?って発想に辿り着いて、気づいたら行かなくなっていた。ここら辺がガキ感を醸し出していて、屈折した青春を感じる。二つ目の理由はいずれ。
それからは、学校に行く時間に家を出て、携帯で学校に休む旨を伝え、夕方まで図書館かミスドで時間を潰して帰宅するという毎日だった。
(これは完全に余談だけれど、ミスドはあまりにも毎日長時間居たせいで、2ちゃんねるの大手まとめサイトの「スタバとかで勉強するやつなんなの?」的なスレのコメント欄に「ミスド◯◯店(俺の行くところ)で毎日居るあいつ勉強やめて早く死ね」という書き込みをされたことがある。前にも書いたっけこれ)
当然だけど、今思うとクラスに行った時の雰囲気はやはり独特なものがあった。ただ当時は何も気にしてなかった記憶がある。「周りは気にしないで、自分は自分」というより、単に周りが見えてなかったのだと思う。
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そんな俺でも流石にやばいと思った時があった。三年の頃だ。当時自分は、毎週の時間割をチェックしながら、数学はあと何回休めて、化学はもう行かなくてもよくて、、のような、大学生のサボり方みたいな立ち回りで高校時代を過ごしていた。
そして久々に学校に行くと、1時間目は座学のはずなのに、体育館に集まることになっていた。俺の知っている時間割と違う。
すると校長先生が登場し、あーだこーだ話し始めると、色々と察してしまった。どうやら昨日まで、学校祭があったらしい。校長先生の話は、学校祭の結果発表的な話だった。
二つまずいとすぐに感じた。一つは、周りの目。学校祭の準備も当日もサボったのに結果発表だけ、のうのうと聞きに来てるということで、さすがの俺も周りのピリついた雰囲気を感じざるを得なかった。
もう一つは単位だ。少なくとも俺の高校は、学校祭の準備期間は丸々2日間あって、その間は通常授業を行わず、設営やらなんやらの準備に使うことができる。俺が今日は数学、英語、化学だから…とか考えてた時、みんなはそんな授業はやらず準備をしていたことになる。
その学校祭の準備の間は、どうやら「ホームルームの授業」というカウントになるらしい。つまり、1日に6時間の授業があるとすると、たった二日間で、自分はホームルームを12時間分休んだことになってしまう事態となる。想定外。
結局、担任の闇の力によって、自分は無事卒業できたのだが、かなりスレスレの道を歩んでしまった。周りの目に関しては、はっきり行って自分が悪いので、開き直っていた。
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そんな俺がアルバイト的な立場ながらも、不登校の人達やその親の「どうやったらまた学校に行けるのか」的な話を聞いたりしてるの、本当に人生ってのはおもろいと思う。
まあでも、何より一番面白いのは、「この記事を高校の人達が見て居ないだろう」という俺の甘い考えなのは間違いない。やはり、俺はガキなのだろう。