ショパンの幻想即興曲！！！
自宅に帰ってから
ほぼ全壊電子ピアノで
引き続き猛練習しておりまして
一時は両肘が痛くて
ああああああああぁぁぁとなりまして
湿布祭り開催しておりましたが
そこまで幾度も練習しても
なかなか冒頭の箇所、
8小節目…
中指がもつれて必ず引っかかってしまい
何故だ…
と苦悩してました
繰り返し猛烈練習のおかげで
ほかの箇所は期せずして
いい感じに弾けるようになりまして
これは嬉しい結果ですが
それにしても
手首や指は痛くないにしても
肘は痛くなるし
弾けないし…
何か手の動きに問題があるのでは？
と、指番号変えてみたり
腕や手首のこととか
色んな動画とかハウツー記事を読んだり
巨匠達の演奏動画みたり
色々試行錯誤の末に
結果ひとつの答えにどりつきました
私の場合
肘が痛くなる問題点は
◾︎手首が硬い
◾︎鍵盤から指を離す時に
指を持ち上げる動作が負担になっている
このふたつのようで、
これらの問題発生の原因は
鍵盤から指を離す速度を早めるために
手首を下げ気味になっていたことで
そのために手首がかたくなり
また鍵盤から指を離す動作によって
手首のかたさのために
負担が肘に直結していたようでした。
よって指も細かい動きができずに
引っかかってもつれてしまうという
悪連鎖…
色々調べてみると、
人間の手と指というのは
日常動作で
ものを掴むときに握る動作は
すばやくバランスが取れるらしいのですが
ものを放すとき、｢指を上げて｣
という動作ではなく｢力を抜く｣
のだということを知りました。
ものを掴んでやってみると
確かになあー…
指を上げて離すというよりは
力を抜いて放す
という感じでした。
つまり
指をあげるという動作は
別な力が入ってしまうということ
で人間の手にはその動作は日常的では
ないということなのでした。
簡単に言えば
鍵盤から
指を離すのではなくて
力を抜いたら鍵盤が戻ってくる
ということ…
文字で書くと難しく見えちゃうのですが
実際に鍵盤でやってみると
あーなるほどー
という感じでした。
また、鍵盤を押す時も
押す、のではなく
指を下げる
下げたら下にあった鍵盤押されて
音が出ました
という感じらしいのです。
そういうふうな弾き方をするには
手首をある程度上げる必要がある
ということで…
そうと分かれば！
即改善！
しかしひとつ注意は
卵を持つような手の形です
これだと手指を単純に
パタパタ下げたときの手指の力が
鍵盤に直に伝わらずまた
その形をキープするために余計な力が入ってしまうので
ひとまず卵形でなくちゃ！とかの
強い意識は捨てて
フリーダムで心地よく
指が下がる感覚を持てるように
脱力しつつも
手首を少しあげて見ました
すると
見事に
弾けました！
8小節目！
クリアです！
クリアしてから数日
弾きこんで
今はだいぶ心地よくたのしく
幻想即興曲を演奏できるようになりました。
指も手首も肘も
背中もどこも痛くありません
ほぼ全壊電子ピアノであるけど
自己陶酔で幻想即興曲弾いてると
自分の脳内には
ボストンピアノのあの音で
再生されます
あぁ
幸せです
もっと弾きこんで
練習して
次回実家に行った時
ボストンピアノで
楽しく演奏したいです
