水に似た感情 | B u u k a

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日頃の鬱憤bu-kakka.

05_0806水に似た感情
著/中島らも
発行/㈱集英社
(2000)

読んだ。
内容は、人気作家・モンクが友人のミュージシャンたちとテレビの取材でバリ島を訪れるが、そこでの衝撃的なある出会いからモンクが少しずつ変わってゆくというもの。
私はこの小説を読み始めて10ページ程進んだところで、モンクは中島らも本人だ、と思った。そしてそのすぐ後に、ソトはゴンチチのチチだ、そう思った。というのも、ずいぶん前に「らもチチ―わたしの半生 青春篇(講談社)」という本を読んだこともあって、それを踏まえるとそうとしか思えなかったのだ。その本の二人の雰囲気が、この小説のモンクとソトの会話の雰囲気に似ている。中島らもが書いた小説だから、というのではなく。そしたら案の定、主人公の馴初めなど読み進めるうちにそれは確信になって、最後あとがきでは著者本人が「これは基本的にノン・フィクションだ」と言っていた。そうするとほんまに、ここに書かれているようなことがあったのか。。ほぇぇぇーー
この小説のキーマン、テジャ師。こんな人がバリ島に行ったらほんまにいるのか。手から、金を出すらしいですよこのお人。すごいです。私に塗りたくってほしいよほんとに。あ。そうすると、この小説で撮影されたテレビ番組って実際放映されたことがあったりするのだろうか。すこぉし気になるような気にならないような微妙なところだ。

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