マイペースなノースカロライナ生活記 -115ページ目

マイペースなノースカロライナ生活記

日本で生まれ育ち、2017年に同じ会社で働いていたアメリカ人の夫と結婚。2018年からアメリカはカリフォルニアのベイエリアに移住し、2019年に女の子を出産後、2020年にノースカロライナへ移住しました。

日々の生活について、マイペースに書いていこうと思います。

前職を辞めて早くも1年が経ちました。
前職では仲良くして頂いた方もいて、
渡米した今でもラインやメールでたまに連絡を取っています。

先日、一名の方からメールが転送されてきました。
題名: 怒らずに読んでね…

題名が題名なので、予想はしてましたが…

メールの内容は
私が当時、担当していた案件がその後進んでおらず、後任が引き継ぎを全くしなかった私の責任と会社で言い回ってたというのです。

メールしてくれた人は私が辞めるときに引き継ぎがうまくいっていないことを知っていたので、辞めた人のせい、しかも部下のせいにするなんて卑怯だと言いたくて連絡してくれたわけですが、辞めた私としては何もできませんし、教えてもらっても全く嬉しくないので、教えてくれなくてもいい情報だったかなと思いつつ…^^;

昨今、日本のニュースを見ていると財務省や日大でトップが責任を取らず、下の者に責任を押し付ける姿勢に批判が殺到し、長くニュースやSNSでも取り上げられていたことを思い出しました。

私は外資系企業で一担当として働いていました。
名刺を出せば「おぉ、〇〇株式会社ですか!いつもお世話になってます。」と頭を下げられ、
友達に〇〇株式会社で働いているというと「すごい、カッコいい!」などと賞賛されました。

世界的にも名前の知られた大企業でしたが、
現実は日本の組織は99%日本人しかおらず、超ドメドメの世界でした。

部長クラスのトップは50-60代の何十年も働いて来た方々や、転職組みが名を連ね、一旦、部長クラスに上りあげれば、基本的にクビになることはないため、高給をもらって、安泰という世界です。外資系企業も結局は日本の会社が買収されてできているので、内部は日本人ばかりのドメドメ文化でした。

まだ入社した当時、いくつかの部署の部長とお話しさせて頂く機会があったので、「どうやってキャリアを気づいたんですか?」「次のキャリアはどのようなことを考えていらっしゃるんですか?」と質問したことがあります。

返ってきた答えは…
「新卒からこの会社で働いてきて、気づいたら部長になっていたんだよ。」
「んー。今後のキャリアは特に考えてないけど、問題も起こらず、このまま定年をむかえられたらいいな。」

この答えを聞いた私は、絶句してすぐに会社を辞めようかと思ったほどでした 笑

上がそんなに受け身な姿勢で着いていく人はいるんだろうかと…。

また、部長は話しやすく、仕事もしやふかったのですが、昭和時代の考えの人で、年間評価になるとパフォーマンスはいいけど、まだ若いからとかか、35歳までは下働きだ、男性社員との方が働きやすいとか男尊女卑な発言もたびたびされました。

辞めようと思いながらも月日は経ち、2年半後に新しい次長が入社してきました。彼は元総合商社ということで、口を開けば商社の話。表面上は社交的なのに、陰では人の悪口ばかり。
私はそんな次長とは全く上手くいかず、彼のもとでは働きたくなく、ついに退職を決心しました。

私が辞めると言った時、次長から後任探しに時間がかかるから辞めるのをもう少し待ってと言われました。

しかし、1ヶ月経っても何も変わらず、引き継ぎを開始しようとさえもしてくれないので、私は1ヶ月後には辞めますと言いました。

私の業務内容はかなり広範囲に及んでいたため、部長と次長と話し合い、私の引き継ぎはとりあえず次長にすることになりました。

それから1週間ほど経つと、突然次長から個人的に呼び出されました。
「やっぱり、次長が一担当の仕事の業務を引き継ぐのは他部署から見ても良くない。引き継ぎは誰々(2名)へしてと言われました。」

言われたまま、その担当者へ引き継ぎの依頼をすると、一名からこんなメールが…
「引き継ぎ期間がかなり限られている中、いきなり引き継ぎ内容を説明されても、責任を持って業務に従事することはできかねます。したがって引き継ぎ業務はお断りさせて頂きます。」
と…

後任から引き継ぎ却下のメールが…。

引き継ぎたくなくても、私は辞めますよ…
引き継がなくて困るのは、結局後任では。。。

ところが、なんと次長からこのメールに続いて返信があり、
「あなたの引き継ぎのやり方はおかしい」と…

辞める人を非難しても、引き継ぎがなくて困るのは残された人ではないでしょうか。

もう一人の後任はまだ新人で右も左もわからない子で英語ができません。一生懸命メモをしていても、同じことを3回以上聞いてくる。英語の単語レベルの説明まで必要で、いくら説明しても絶対わかってなさそう。

次長は入社したばかりなのに、私が辞めることになり、自分の立場が悪く見えると怒って、私のことは無視していました。あからさまに、私以外の人を誘ってランチに行ったり、会議も私はもう招集されず。挙句、引き継ぎをしている最中に、新しい細かい雑務を振ってきたり…
時間だけが経ってしまうので、部長に引き継ぎが上手くいっていないと直々に相談しました。

すると、部長は
「大丈夫だよ。一スタッフレベルの仕事なら問題があったってそんなに大したことない。問題が起きたら次長がパパッと片付けてくれるから」

後任に文句を言われながらもなんとか引き継ぎしましたが、他の部署に迷惑をかけたくなかったので、引き継ぎのメールのccに他の部署の人もいれておきました。

そして1年後の今、
私の引き継いだ業務が後任のもとで滞っていたらしく、部長のもとへ他部署から批判のメールがいったのです。すると、次長は私の引き継ぎが全くなかったので、彼としても何も資料がなく対応しようがない。と説明したらしいのです。

ところが、この他部署の人は私からの引き継ぎメールのccに入っていましたので、引き継ぎ内容はここにフォルダがありますよと指摘してくれたらしいのです。

すると、次長は他部署の部長クラスに誰もccに入れずにコソコソと問題が起きている状況をメールして、自分も被害者だと先に弁明していたというのです。

と、
こんな内部紛争が繰り広げられているというメールを頂きました。

シリコンバレーにいると、時間を惜しんで新しいテクノロジーの発掘やネットワーキングに励んでいる方々の姿をみます。

そんな中で、このように内部の争い、足を引っ張りあって昇進競争を考えている企業内部の状況に落胆と危機感を感じました。

カリフォルニア州では従業員も企業も当日退職、解雇していい権利があります。つまり、引き継ぎしなくていいのです。引き継ぎがないのはそれはそれですごいですよね。

よくドラマや映画で解雇されてダンボールに荷物をまとめて出て行く人がいますが、現実なんですね!

さすがに解雇されるのは嫌ですけど、辞めるときに引き継ぎの労力でストレスがないのはいいですね。