家族を安心させる為に
月曜日短期入院を決めて即入院。

1日目
寂しくて帰りたくて泣いて過呼吸を起こした。

2日目
同じ理由で泣いて過呼吸を起こした。
その後何とか出ようと暴れる。

3日目
退院する為に心を殺し普通を装う。
強制的にOTに参加。
エアロバイクを漕いだり音楽を聴いたりした。

4日目
3日目と同じ。同じ病棟の人と話すようになる。

5日目
朝方、男性患者が部屋に入って出て行く所で飛び起きてナースコールで看護師に伝えるも寝ぼけてたみたいと言われる。
午前4時半ぐらい隣の痴呆症のおじいさんに起こされる。これも朝男性が入ってきたことを聞きにきた看護師に伝える。
母にももちろん電話で報告。
入ってきた男性患者がこちらをずっと見ていたり、ニヤニヤしていたりして危険を感じ上の階へ部屋移動。
最初の病棟と違い自由に物の出し入れ、TVや本が読めるようになり服も自分のものを着れるので面会拒否してたが母に持ってきてもらい入院後初めて面会する。
普通に会話し明日主治医に退院の相談をしてくれることに。
安心したのも束の間、夜23時ぐらいに女性トイレへ行き手を洗っていると男性患者が入ってきて「間違えました」と普通に出て行く。
そして私の部屋の斜め前の男性トイレへ入る所を見つつ自分の部屋へ。
心配になり鍵をかける。
寝ようと横になるとガチャン‼︎と先ほどの男性患者が部屋に入ろうとし鍵が掛かっていたので入れず自分の部屋へ戻って行く。
怖くなりナースコールでトイレと部屋へ入ろうとしてきた事を看護士に伝える。
すると次は女性だけの病棟に移動したいのねわかったと手短に話をすまされ、2日連続怖い思いをしたのでどこに行こうが物音に怯えるのでもう一度ナースコールを押し、朝母が退院の話を主治医にするので病棟移動したいのではないと伝えた。
もちろん寝れる訳もなく朝方途切れ途切れに2〜3時間寝れたかぐらい。
7時半に朝ご飯。パンのみ食べ牛乳も少しだけのみ食器を下げ、部屋に入ろうとした男性患者がいない事を確認し母に電話をした。
母からは診察時間がきたら主治医に電話するから冷静にと。
それから少しだけ寝たが、すぐ起き気を紛らわす為にTVをつけていた。
すると主治医が母から電話があり今日お昼前には退院出来ると。次暴れたら拘束していたし入院も長引いていたと。よく頑張ったと褒めてくれ、帰れる喜びで気分良く帰り支度をした。

帰りにコンビニでおにぎりとスイーツを買って帰り、おにぎりを食べ我慢してた煙草を数本吸って2時間ほど寝た。

もう二度と入院したくない。
しかし帰宅し落ち着いた今現実に引き戻され鬱々としている。
入院した意味はあったのか今はまだわからないが人生の選択の中で1番後悔した選択であった事は間違いないと確信している。