春でした。。。

連休を待たずに夏日到来!となるのも、ここ数年あるあるですけれども。

春をあまり実感できなかったような?



別れの季節(とき)(柴田よしき ハルキ文庫 2024年 ISBN978-4-7584-4619-8)


三淵嘉子 日本初の女性弁護士(長尾剛 朝日文庫 2024年 ISBN978-4-02-262094-1)


源氏物語1(角田光代・訳 河出文庫 2023年 ISBN978-4-309-41997-8)



別れの季節はお勝手のあんシリーズの最新刊。

主人公は品川宿の宿屋・紅屋(←江戸でも料理で有名になってる)のお勝手女中のおやすちゃん。

時は幕末、今回は家定公の喪中という雰囲気のころ。

最近はお客様へ出す料理についても師匠の政さんから任されているようす。

紅屋の代替わりの話やら、おやすちゃんが女中から料理人としてお披露目予定とか新しい展開へ。

前々作あたりで切ない恋に区切りをつけてから料理にまい進しているおやすちゃんですが、料理人に昇格となるとちょっと腰が引ける感じなのか?

お勝手メンバーも順調に育って?ます。

そして、日本橋へ嫁いで出産した仲良しのお小夜様。

しばらく手紙のみの登場だったので、まさか産後の肥立ちが悪いのか?と心配してたらやっと本人が登場しました。

なかなか会えなかった理由も明かされます。

そして、いよいよ世の中は桜田門あたりでアレかな?ってタイミングで本編終了です!



三淵さんは今期の朝ドラ、虎に翼のヒロインのモデル。

戦前(今の憲法じゃないころ)に女性初の弁護士になった3人の内のひとりね。

本書は資料をもとに彼女の人生を小説に膨らませたもの。

寅子よりもうまれた環境は更にお嬢様育ちっぽいかな?

実際のきょうだいは弟4人だったのね。。。

などなど、朝ドラではどのエピソードを拾っていくんだろう?などと思いながら読みました。

もしやあの人は戦死してしまうのか?って今からハラハラドキドキです←!

はぁ~



そして、とうとう着手?しました!

角田光代さん現代語訳の源氏物語。

昨年秋から古典新訳コレクションとして続々文庫化されています!

刊行された当時、読みたいけど通勤カバンには入らねーって断念したので、もう待ってましたの文庫化。

ありがとう光る君へ(←そうなの?)

本書は桐壺から末摘花まで。

各章の扉に登場人物系図あり。

月1くらいで読めたらいいなって感じです。


ということで3冊でした。


ドラマ版の舟を編むにまんまとハマったので再読するか迷ってるところです(文庫初版が手元にある)