読書の秋が訪れることなく突然冬か?

いやいや残暑アゲインか?

ってかもう衣替え不要ってことかしら?

という師走です。

そんな千々に乱れた←?気候でも冬至は来たしクリスマスもやって来た(あわてんぼうのサンタはやって来なかったもよう?)

そして来年が、予定通りにまもなく今年になる見込み。



もういちど(畠中恵 新潮文庫 2023年 ISBN978-4-10-146142-7)


空飛ぶ教室(エーリヒ・ケストナー 池内紀 訳 新潮文庫 2014年 ISBN978-4-10-218641-1)




もういちどはしゃばけシリーズの文庫最新刊(例年12月に文庫化される)

日本橋の廻船問屋の若だんな一太郎が主人公の物語。

病弱で有名(ご近所どころか日の本じゅうに知れ渡ってる?)な彼ですが、訳あって(シリーズ序盤に語られる)妖をみることができる。

そんな若だんなもそこそこオトナな年齢になってきまして、このところ家業の跡取りの話などのエピソードも増えてきました。

で、今作は

えー!

っていうエピソードの中に若だんなのちょっとセツナイ気持ちなどが散りばめられております。

おなじみの妖たちもすったもんだで活躍してます。



ちょっとクリスマスっぽいものをと思って読んだ飛ぶ教室。

たまには苦手な翻訳モノに挑戦です。

ドイツのある町の学校の寄宿舎にいる少年たちが主人公。

クリスマス休暇まであと数日、もうすぐ親元に帰れる!って時期の彼らのそれぞれの事情やら他校の生徒とのいざこざ、かつて少年だった世代の生き方、などなど。


ということで今月は2冊でした。

今年は21作品(上下巻ひと組含む)を読んだのかな?

月平均2冊に届かなかったのがちょっと残念だったのかな?


来年も読むよ!