宮島にある寺院の中で最も歴史が古いと言われている大聖院へ。
まぁ、見るところ、拝むところがいっぱいで、あっという間に時間が経ってしまいます。
仁王門をくぐる前に、歓喜天&弁財天&多聞天(毘沙門天)が
お出迎えしてくださいます。
横に水かけお不動さんも居られて仁王門に入るまでに
足を止めてしまいます。
そして、ここからいたる場所に小僧さん?の石像があり、色んな格好や
お顔をされていてとても可愛いですよ。
(愛子一家は、覺山仏師に似ている石像が多くて大笑いしましたが)
仁王門では阿吽の仁王様がお出迎え。
お顔が小さくてこぶしがすごく大きな仁王様でした。
さて、どんどん階段を上がりましょう。
大般若経筒が600巻あるそうで、これをコロコロ回しながら上って行きます。
霊宝館の中を覗き見。
鍵が閉まっていて入れませんでした。
でも外からうっすら眺めることが出来ました。
長男は鍵を開けてほしい・・・と訴えていましたが、皆様忙しそうでしたので
声を掛けることは出来ず・・・
まぁ、まだまだ拝む場所がいっぱいですので、さっさと上がりましょう。
鐘楼で鐘を鳴らして階段を上がり切ると、斜めに傾いたお不動さんが居られます。
しかも、真っ黒に煤がついてます。
このお不動様は古札を燃やす場所をじっと眺めておられる形になっていて
火を焚くと煤で真っ黒になるようです。
地蔵堂前では・・・
閻魔さまがマキマキされていましたよ。
今からどこかへ移動されるのか?それとも移動されてきたのか?
お正月だから目隠し?
え??そんなことは無いですよね。
観音堂で一番に目に入ったのは、↓
目出しダルマ。
目が出るというところから、開運招福、心願成就に通じているとか。
さすりさすりしてきましたよ。
そして、回り大黒天さま。
願い事を唱えながら3回転させると、ええ事が起こるんだとか・・・
まぁ、可愛いので回してみましたよ。
大黒さん、眼回さんといてね・・・(笑)
長男も次男もぐるぐる回していたので、きっと目が廻ってお疲れになったはず。(笑)
観音堂にはチベットの弥勒菩薩様が居られます。
十一面観音さまも居られますが、チベットの弥勒菩薩は珍しいので見入って
しまいましたね。
戒壇巡りもできますよ。
戒壇巡り入り口に立っておられます。
南無大慈大悲観世音菩薩と唱えながら暗闇をゆっくり進んでく・・・
はずだったのですが、掃除中で、電気がついておりました。
ついでに、ストーブが焚かれていましたし、掃除機の音も・・・(笑)
それでも、一体一体頭を下げて巡って出ました。
出口では狸僧が居られます。
どうも、狸僧って言われても、化けてる感じがしてしまうんですが・・・
さて、次へ行きましょ。
次は十六善神。
これがまた見ごたえがあるんですよ。
大般若経を読誦(どくじゅ)する時には常に守護してくださるということです。
四天王様も居られるし、三蔵法師も深沙大将も居られます。
あ、歓喜善神なども良く聞きますが、他の方は読み方も難しい(笑)
勅願堂で波切不動様にごあいさつした後は・・・
こちらの釈迦涅槃堂へ。
帽子を被ったまま失礼いたします。
仏足石に足を合わせて拝むと気持ちよいのでございます。
次男は
「足の裏の感触がなんとも言えないで!」と。(笑)
しかし、外で冷たい仏足石の上に乗ると、急に全身が冷たくなるような
そんな気も致しました。
この大聖院、広いのですよね。
まだまだ続きます。
今年も仏Tの販売を行っていきますので、よろしくお願いいたします。
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