今年に入り唯一鑑賞した 、「森本草介展」@日本橋三越
毎月購読している「美術の窓」に、裸婦の作品がしばしば載っていて、一度実物を観たいと、思っていました。
Lilyは、具象画よりも印象派やその後の抽象画が好きで、しかも、男性の画家(特に近年)が描く、裸婦画はあまり好きではありません。
それは多分、女性に対する画家の(男性として)理想や野心というものが絵に滲み出て、それが女の目から見て、傲慢だったり、リアリティにかけていると、抵抗を感じてしまうからだと、自己分析しています。
男性のフィルターにかかった、女性の裸婦像。美しさ、醜さ、エロス、…過剰であったり、理想化しすぎていたり、本能的に受け入れられない作品が多い中、「森本草介」の作品を誌上で見た時は、いい意味でそういうものを一切感じませんでした。
柔らかな色調と筆後を残さないタッチ、スーパーリアリズムでありながら、でも写真では再現出来ない、画家の眼の世界。
ただ、それを観てみたい…静かな衝動です。
会場は割と女性が多く、みなさん神妙に鑑賞しています。
私も一つ一つ、森本草介氏のデッサン力に感嘆しながら、観ていきました。
ある大きな後ろ姿の裸婦画の前に来た時、背景部分のガラスに私自身が映りこんで、思わず絵の女性と自分を見比べました。(笑)
無垢な一瞬を捉えた裸婦像から漂う、柔らかな女性らしさ、まるで自分が無くしつつある大事なものを、突きつけられているようで、私もいつの間にか神妙な顔に…(^_^;)
4/1-4/7、東京大丸百貨店で、バカラのO Flower Antiques&Art さんの出店ブースに、アンティークボタンで参加させていただきます。
詳細はこちらからご覧下さいませ(^-^)
http://oflower.jp/

