本館の中央吹き抜け部分に、巨大な天女がそびえ立っています。
一部の隙もなく、彫刻や金工、色付などの見事な技がディテールを織りなしています。
台座には、制作した職人の名前が刻まれていました。ざっと見たところ数十名… この「太平之春」は、三越創立百周年の記念事業として、昭和35年(1960年)1月6日に完成したそうです。
昭和35年といえば、カラーテレビが初めて発売された年。4年後の東京オリンピックに向けて、日本国民が未来に憧れ、疾走していた頃です。
そんな時代に思いを馳せると、当時の職人さん達が伝統工芸技術を後世に残すべく、魂を削って創ったのではないか?と、想像してしまいます。
正面から、
背面、
サイド、
この立像が創られて、およそ半世紀。アンティークボタンなら、ヴィンテージ。古くてもいいものは、いつ見ても新鮮な感動を与えてくれる。
新年早々、いい時間を過ごしたLilyでした。






