【F1】富士スピードウェイ、日本GP開催中止を決定。 | (*・‥・*)ホエ?

【F1】富士スピードウェイ、日本GP開催中止を決定。

経済状態の悪化が最大の理由。

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 正式に中止が決まったのは前日だった富士スピードウェイ株式会社は7日(火)に都内某所で記者会見を行い、2010年以降隔年で開催を予定していたF1世界選手権日本GPの開催中止を発表した。

 1970年代に日本初のF1グランプリを誘致した富士スピードウェイは、21世紀になって大規模なコース改修を実施。その後、2007年と2008年に日本GPを開催した。しかし2009年以降は鈴鹿サーキットと交互で日本GPを開催する契約を結んでおり、すでに2010年日本GPが富士スピードウェイで開催することが発表されていた。

 会見に参加したのは富士スピードウェイ株式会社代表取締役社長の加藤裕明氏と、代表取締役副社長でF1事業本部長を兼任する高瀬由紀夫氏。

 会見の冒頭で加藤社長は「大変申し訳ない報告になりますが、2010年以降隔年で開催を予定していましたF1日本GPを断念することを決定いたしました。弊社は2006年3月に日本GP開催を発表させていただき、翌2007年9月、2008年10月と2年連続で開催させていただきました。しかし、昨年10月に端を発した世界的な経済不況は弊社にも極めて厳しい経営環境をもたらしました。私どもとしては何としても開催を継続したいと思い、お客様により楽しんでもらえるように検討を重ねました。さらにF1を運営するFOA(フォーミュラ・ワン・アドミニストレーションズ)とも交渉を行いましたが、日本GP継続は企業存続の観点からも難しいとの結論に達しました。まさに断腸の思いでございます。楽しみにしてくださっていたお客様、多大なる支援をいただいた地元の皆さまのご期待に添えない結果になったことを深くお詫び申し上げます」とあいさつした。

 日本GPの予算額や不足額、さらにFOAに対する違約金の有無について高瀬副社長は「予算詳細はお答えできない。FOAとの契約にかんしても守秘部分があるので明かせない」とコメント。

 またF1開催から撤退したことについて加藤社長は「つい先日までF1開催のために尽力したが何ともならなかった。正式に断念を決めたのは6日に行った臨時取締役会で、同日に社員全員を集めて説明。さらにトヨタ自動車にも断念を伝え、了承を得た」と語った。

 また加藤社長は「今年日本GPを開催する鈴鹿サーキットの大島社長(モビリティランド社長)には6日に電話し、開催断念したことを伝えてお詫びした」とコメント。しかし2010年の開催については、モビリティランド側と話したわけではないという。今後はSUPER GTやフォーミュラ・ニッポンの開催を盛り上げていく富士スピードウェイ。しかし、依然としてF1開催の熱意は有していることを明かしており、経済状態の回復によっては再び日本GP開催に手を挙げる可能性も十分あるという。

 1987年以来毎年開催されている日本GPだが、2010年の予定は現時点では不明。今回富士スピードウェイが決断した日本GP開催断念は、日本のモータースポーツ界にとっては大きな痛手となる。