一生ものの本棚を作ろうの4回目。
さて、木材を発注し、必要物品もそろいました。
そして、無事我が家にカットされた木材が運送業者から届きました。
さて、まずは煩わしいことは先に終わらせてしまいましょう。
それは、木材の研磨作業です。
①木材をひたすら研磨しよう!
使用木材は手当たり次第に研磨していきましょう。
面倒くさがりやな方は、前回話したとおり、サンダーを購入しましょう。そして、ヤフオク等で掃除機を購入しましょう(おうちに一般的な掃除機があるのならそれでOK)。空研ぎペーパーは#240程度の、仕上げ用で良いかと思います。


あくまで表面・側面のみで大丈夫です。側面はランバー材がむき出しになっているはずなので、荒めの#120を使用したほうが良いかもしれません。側面は残念ながらサンダーではなく、ヤスリパッドを使用しましょう。
いわゆる「面取り(木材の角部分の処理。これをちゃんとしていないと、接触したときにシナ材がはがれて危険!)」はまだしなくて良いです。本棚を組み立て終わった後にとっておきましょう。
②「気取り図」に合わせて棚板の位置をけがきしよう
上図の通り、側板からみた棚板の取り付け位置です。上図のようにけがきをしていけば良いのですが、これをひとつひとつけがきするのは大変ですし、左右の棚板の位置が微妙にずれる可能性が懸念されます。そこで、側板を2枚、ずれなく並べて、上図のけがき位置に2枚同時にけがきを行う(下図)。
そして、それを左右に並べ替えると、
こんな風なずれのないけがき線が簡単に描ける。あとは、端材を定規替わりにして線を引いていくことで、けがき線の完成です。
本日はここまで。次回は実際に組み立てていきましょう。




