肺がんの研究の患者さんとの面談でした。
研究依頼時と3か月のの2回しかお会いしないので、私が目立つように名札を下げて、待合にいくのですが、
今日の方は、私を見つけて来てくださって、
いろいろ聞きたいことがあったんだよ~~とお話してくださいました。
術後の体調での疑問や、今後のことや不安なことをお話してくださいました。
私は、面談も結構行くのが手間でもあるので、えいやっと行くのですが、
今日は、私のほうが元気をいただいて、「待っていたよ」という言葉にとても救われました。
最近、面倒なことや、落ち込むというか凹むことも多かったので、
患者さんの一言に、ナースは救われるのだなと再度実感しました。
今日の方は、すぐに診察だったのですが、診察前に面談が大体終わって、患者さんも「では、さようなら」と言ったのですが、
診察前に、「今日は検査をしたんだけど、大丈夫か結果が心配なんだよ」と言っていたので、
私も結果が気になり、終わるまで待つことにしました。
5分くらいで診察が終わって患者さんが出てきて、待っていた私をみて、笑顔でオッケーサインをくださり、
「お互いにこれからも頑張りましょうね」と言われました。
私もサバイバーということは依頼時の最初に伝えてあって、それもあって、
「これからも元気で、趣味や楽しみもやりましょうね」、と患者さんがおっしゃいました。
こんなつながりを持てる場があるといいのにな~~と思いました。
患者さんが、「手術に行くときが一番孤独だった、手術室も周りはバタバタしている中だったから、無機質な空間に置かれた気がした。」と話されて、私もそうだったなと思いました。
私は何回も同じ病院で手術を受けているので、
「またか~~」と毎回手術室で思いつつ、スタッフが知り合いばかりの中で、自分だけ裸なのも、ばつが悪いというのも毎回です。
でも、40過ぎたら、隠すものももはやないので、開き直っています。
次の手術は婦人科で、ダビンチ。
摘出した子宮は、膣から出すということなので、手術の状況はすごい(足を広げるのだろうな。。)と思います。
本人は全身麻酔だから、体勢は見えないですけどね。。
肺がんの手術は横向きで手を上に釣り上げるのですよね。
だから起きたとき患側の腕が痛いとかそういうのがあるようですね。
今日は、元気をもらえたぞ~~~。がんばろう。