今日は、研究のリクルートに外科外来に行ってきました。
10人目標で、10人目が無事にリクルートできました。術後2週間くらいの方でしたが、やはり「話が聞けてほっとしました」と話されていました。術後、これでいいのかな?とか大したことではないけど、気になっていたそうです。
同病の人の話は、説得力があるから、安心できるのでしょうね。
私もこの研究でいろんな切除方法・部位が違う方の状況を伺って、個人差があることや、治癒の段階についても実体験として理解が深まりました。主治医の先生は沢山見ているので、当たり前なのだろうと思いますが、外来のナースがそのような状況を継続的に関われたらいいのに、と思います。
あとは、やはり患者会というのか、会でなくてもいいので、同病の方にちょっと話せる機会があるとベストだと感じました。
昨日のニュースでは、肺がんで歌手の水木さんが亡くなったのは、納得でもあり、ショックでもありでした。
病気も公表して、治療も全力で、厳しい中を明るく歌で頑張っていたのだなと思います。
公表からの時間が短かったのが、残念というか、早い段階での発見ができたら違ったのだろうと思いました。
私が研究で会った患者さんは、主治医の先生が選んでくださった方なので、精神的に落ち着いている方ばかりなのですが、
みなさん「手術できて良かった」「偶然見つかったけど、早く見つかったのがよかった」と前向きな方ばかりでした。
再発や転移のリスクも理解しつつも、今を全力で乗り切っている強さを感じました。
私も元気をもらえて、お話ができてよかったなと思いました。
肺がんになって良かったわけではないけど、がん患者の目線から医療を考えることができたことは大きな収穫だと思います。
昨日、2年生に技術の授業を行ったのですが、私は患者体験から学んだ看護の在り方を伝えるようにしていまして、
学生はどうしても面倒だとか、学ぶことが作業になりがち(看護のカリキュラムが大変なので、だんだん志が下がってくる)なので、学ぶ目的について改めて説明しました。
最初、ダラダラしていた学生たちも、しっかり学ばないと、結局自分があとで大変なことになり、患者さんの命に関わるのだと実感できたようでした。
私もそうでしたが、大学入学が受験戦争のゴールになっているので、入ってから下降気味というか、モチベーションがない学生は多いです。看護はそれでも実習や実技演習といった実学なので、できないと自分が苦労することになるから、やらないわけにはいかないのですが、それでも年々ひどくなってる気がします。
現場を見れば特にそうで、新人ナースがお客さんみたいなところも多いですね。
将来が心配ですが、地道にできるところから教育していくしかないなと思います。
明日は朝から採血とCT、呼吸器外科、婦人科と盛りだくさんです。
婦人科で子宮全摘の手術の相談です。リスクもあると思うし、やることがベストなのか、非常に迷うのですが、
この先10年も閉経まで毎月の大量出血と付き合っていくのは体力が持ちそうにないと思っているので、しょうがないかもしれません。
CTの結果もすごく心配です。何か見つかったらどうしよう。。
でも、やるしかないから、明日頑張ってきます。
仙台の実家の母は、今日入院して、明日大腸腫瘍の手術です。10日ほどの入院だそうです。
大腸がんではないかということで、母も不安MAXなのですが、面会は禁止だから、行ってもしょうがないので断念。
母も明日がんばって~~。無事に取り切ってほしいです。念を送ろうと思います(特に何の能力もない私ですが。。)。