明日まで世の中はお盆休みっぽいですね。

 

うちは、夫は普通に仕事へ行きました。娘は塾の夏期講習(12時間講習の4日目)。

息子と私が残ったのですが、メールで朝からいろんな要件が来ましたので、研究室へ来ました。

お盆休み中にすみません、という感じのメールが数件。。そんなに急ぐものではないものや、急ぐものなどいろいろ。

 

今日のニュースでびっくりしたのは、あの「がんは切らない」みたいな本を出した近藤医師が亡くなったこと。

患者さんのブログなどで、セカンドオピニオンに行った、とか読んだりしていたので、気になっていました。

 

日本は確かに切る治療を進める国。世界的には外科治療はあまり好まれないところも多いようですね。

外科治療は手術代もかかるし、施設もどこでもできるわけじゃないし、腕もあるから、手術ができる国は限られるかもしれないですね。名医に切ってもらうには、昭和の日本は政治家みたいにお金を包んでいたりもしたわけで。

私がナースになったばかりの20年ちょっと前は、確かにお金包んで渡しているのは見ました。

大学病院は白い巨塔の世界でした。

今はそういうのはたぶん減ってるので、私は今のところ自分の手術では名医に切ってもらっていますが、袖の下はないです。

お菓子は退院後の外来で医局と病棟には届けていますが。。(大したものじゃないけど、お疲れ様~~というスタンスで)

病院はお菓子も受け取らなくなったので、休憩室にお菓子ないんですよ。

コロナ禍でスタッフも出かけてないからお土産もないし。

だから、お菓子届けてます。

 

近藤医師の話題ですが、切らなくてもいいがんもあるのかもしれないなとか思うこともあります。

治療って何が正解か、勉強してもよくわかりません。

できる検査や治療は限られます。

山梨はがん専門病院はないので、資源がかなり限られます。

放射線治療も静岡でないとできないのもありますね。

セカンドオピニオンだって、人がいないと希望してもできないですね。

 

樹木希林さんが最後、鹿児島で温熱療法していた?ような記事も読み、気になりました。

他の方でスープ療法してる方もいますね(野菜を食べようっていう自然療法ですよね)。

 

何が効くのか、なぜがんになったのか、気になりますが、生活圏内でできることをやっていくのが私にはあっているのかなと思います。肺がんの手術の時も、どこで切るか、誰に切ってもらうのか、術式はどうするか、など家族から心配されたのですが、

家から近いところでいいやという適当さ(先生の評判は聞いていたから、いいだろうと思っていた)です。

 

運を天にまかせて、でしょうか。

近藤先生は心臓?で急死されたようで、ご本人は無念だったのかなと思います。

死に至る病は、がんだけではないし、事故もありますし、難しいですね。