「エブリシング・バブルの崩壊」
エミン・ユルマズ
定価: ¥ 1600


#エミン・ユルマズ #本 #社会/経済・金融 

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「エブリシング・バブルの崩壊」は、著者エミン・ユルマズによって執筆された書籍です

この本は、2022年春に発売され、世界経済についての深刻な懸念を探求しています。

コロナ禍で空前の金融緩和が行われて3年。

インフレ懸念や利上げの必要性が叫ばれてきましたが、いよいよ2022年は、FRB(米国の連邦準備理事会)の方針大転換で、利上げが始まり、世界経済のフェーズが変わることが予想されています。

米国のインフレ率は2022年1月で前年比8.6%に達し、食料や生活用品の値上げが進行中です。

一方、日本では賃金の上昇が思うように進まず、物価の上昇だけが先行するスタグフレーションが懸念されています。

さらに、アフガニスタンの混乱やウクライナへのロシア侵攻などの地政学リスクが増大し、原油や天然ガス、小麦などのコモディティ価格が上昇しています。

中国も不動産バブルの崩壊がささやかれ、景気の後退が懸念されています。

このような世界経済のほころびが明らかになった2022年、上昇しすぎた世界の株式市場や不動産市場はどうなるのでしょうか?

 著者は、リーマンショック以上の世界経済の崩壊が近づいていると深く懸念しています。

さらに、サイバーセキュリティへの懸念や暗号通貨の広がりなど、グローバル化、デジタル化した世界経済ならではの新たな問題にも警鐘を鳴らしています

この本は、投資をする人もそうでない人も、世界経済の大転換期に入った今、是非読んでおきたい一冊です。