「多重人格探偵サイコ 試作品神話」
大塚 英志 / 西島 大介
定価: ¥ 1800


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『多重人格探偵サイコ 試作品神話』は、著者の大塚英志氏による小説で、未刊行のまま20年近く放置されていた『多重人格探偵サイコ』の最終章1。

物語は、新左翼の伝説的指導者である藤堂蒼子が逮捕され、押収された写真に「L(ルーシー)資金」の融資条件である「ルーシー7(七人の子供たち)」が写し出されていることから始まります。

捜査官・笹山徹は深夜のアジアの都市に潜む危険な人脈を追い、子供たちを街から消し去る笛吹き男の都市伝説やアメリカ統治に入る驚くべき日本の運命に迫ります。

この小説は、陰謀論に満ちた現代社会を描き、ゼロ年代で最もイカれた小説として注目されています。