何気なくみたドラマ。
宮本信子の演じるお母さんが、素晴らしすぎる。
老いた母に久しぶりに会ったときの胸を掴まれる苦しさ、罪悪感。
見事に引き戻された。
それを感じた日に。
渡米前に会いに行ったあの日。
帰宅してから涙が止まらなかったのだ。
ああ、なぜ、こんなに老いているのに、
私は頻繁に会いに来なかったんだろう。
命は有限だ。
憎しみや恨みは捨てたのに、
その後、無関心だった。
母は今は会っても、
もう恨み節も言わず、
他の家の子を羨ましがったり、
嫌味を言ってくることもなく、
私の心配しかしない。
要介護になっている母をずっと面倒見なかった。
非情な自分に気づく。
見ないことにしていた。
近所の人やヘルパーさん、みなが面倒みていてくれてるからいいや。
私が苦しくて助けを求めていたとき、見捨てた人だから当然だ。
とか、
言い訳をいつもしていたね。
そして、あまりに老いてる母を確認し、
愕然とした。
後悔しないと思って、会いにきてなかったけど、やはり、後悔するかも、と気づいた。
母の幸せは何だろう。
なるべく幸せになってほしい。
頻繁に会うことなのかな。
また帰国したら、今度こそは同じまちに住もう。
今も、最後に会った母の姿を思い出すと涙が出る。
そこに憎んで憎んで、憎んだ母はいない。
老いて足がおぼつかない、
それでも娘を心配する老婆がいただけ。
この人を気にかけなかった自分の非情さに
苦しくなる。
こう感じるなら、次は違う行動したらよいよね。
憎しみを手放す。
それは自分を救うことになる。
私の人生、憎しみ感じてる時間長かったな。
手放そう。
憎み合いの果てに何がうまれるの?
私、私からさきに忘れよう
って藤井風の歌を聞くと、
本当にそうだなと思う。
私は母を大事に思いたい。
やはり、母が好きなんだ。
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