倉敷を舞台にした映画「蔵のある街」の主演二人が発表されましたね。

 

こちらで主人公たちの相談役となる美術館学芸員を演じることになったのがフィギュアスケーターの高橋大輔さん!これについて先日こんな記事が出ました。

 

「一体何がやりたいの?」高橋大輔の俳優デビューに賛否、本人も自覚する“問題”にファン心配(週刊女性Prime) 

 

一部抜粋します。リンクは貼りません。

「高橋さんの迷走っぷりは、これまでの経歴に表れています。2014年にフィギュアスケーターを引退後は、歌舞伎とフィギュアをコラボした公演やバラエティ出演など幅広い方面で活躍。しかし2018年には競技に復帰し、ブランクを感じさせない演技で全日本選手権2位の功績を残しました。  再びフィギュアスケーターとして活躍するのかと思いきや、2019年にはシングルでの活動を辞めると発表。2020年からアイスダンスに転向し、アイスダンスでも全日本選手権で優勝します。順風満帆かと思いきや、2023年には競技会を引退。引退や転向を繰り返す高橋さんにファンも戸惑っているようです」(芸能ライター)

 

高橋の迷走っぷりは見て分かるが、アイスショーで歌声を披露したり、バラエティに出演したりする姿に 《ただの目立ちたがり屋にしか見えない》 《この人の肩書きは何?》 《アスリートが芸能人気取りしているのは鬱陶しい》  など、ファンからは迷走する高橋に厳しい意見が多い。

 

抜粋ここまで

 

「映画デビュー?余裕でしょ」

映画出演に絡めて、なんでもいいから高橋を下げる記事を書け」という依頼を受けて書いたような記事ですね(笑)。この記事のずるいところは「ファンの声(明らかに捏造)」を使って大輔さんを下げているところ。

 

もし、最初の引退(2014年)の頃に「映画に出演します」と聞いたら多少は心配の声はあったかもしれません。アスリートがドラマや映画に出て棒演技になるケースは多々ありますから。でも2024年の高橋大輔は氷艶シリーズに4回主演し、セリフや歌、感情のこもった演技が出来ることを証明済みです。直近では先月の十字星のキセキ。何にも心配せずにプロの舞台として楽しめるレベルでした。「映画初挑戦」ではあっても「俳優初挑戦」ではないので「映画デビュー?余裕でしょ」というのが真のファンの声です。出来ることがわかっているので心配も戸惑いも賛否も厳しい声も全くありません(笑)

 

そもそも「迷走」していない

スケートしか出来ない自分が嫌になったり、やりたいことが見つからず(本人的に)迷っていた時期はあったと思います。それでも中途半端で放り出した仕事は一つもなかったはず。記事には書かれていませんが、例えばZEROのキャスターは2年オリンピックキャスターは夏冬2回フィギュア中継のナビゲーターは2シーズンきっちりやり切ってから現役復帰の準備に入っています。ダンスショーLOTFも初演と再演の2回シングル現役復帰は1シーズンめで結果を出し、アイスダンス転向が決まっていた2シーズン目も全日本までやり切りました。アイスダンスは2シーズンの予定を3シーズンに延長し、世界選手権でさいたまスーパーアリーナの満員の観客の前で最高の演技をやり切って引退ファンとして誇らしく思います

 

いろいろな経験を通して彼がたどりついたのは

スケートが軸

エンターテインメントに関わりたい

後輩スケーターたちが輝ける場所を作る

 

氷艶はエンターテインメントの新しい形

映画出演はエンターテインメント+地元倉敷への貢献。

バラエティ出演は、(ショーをやっていくための)認知度アップ。

滑走屋はエンターテインメント+若いスケーターの育成

頻繁にスケート教室の講師をやっているのは、若手育成やリンクの存続。

 

特に滑走屋は大きいですね。ショーとしてのクオリティの高さ、斬新さもすごいですが、若いスケーターたちの未来に希望を与える効果が大きかったんじゃないかと思います。元々彼に憧れていた選手、漠然と憧れていたけど世代的に接点のなかった選手、別の先輩に憧れていた選手、誰もが彼の仕事ぶりや人柄に触れることで尊敬の念を強めていく様子が見てとれました。これを面白くないと思う人たちもいるでしょうね。

 

 

週刊誌の目的は?

インターネットの発達で紙媒体が売れなくなり、背に腹は代えられないのはわかりますが、最近目立つのは

 

ネットで拾った情報を都合のよい結論にまとめた記事

テレビやインスタグラムなどで見た内容をそのまま載せる安易なWeb記事

 

今回の週刊女性の記事も一応誰か(芸能ライター)に取材した風を装っていますが、内容から言って取材はしていないと思われます。よくある「〇〇関係者」というのもそうですね。

 

そんな中、週刊文春は「取材をしている」というところが売りなんだと思いますが、やり方が汚い。誰かを告発したりする記事は本来は「被害者を助ける」ためにあるべきなのに、雑誌を売るためには「被害者」をも平気で傷つける。「不倫疑惑」報道でも、当事者同士で解決すれば済む程度の問題を大々的に取り上げ世界中に拡散することで「被害者」であるご家族までが特定可能になり、好奇の目にさらされる結果となっています。男性もご家族も一般人。女性は有名アスリートではあるけれど彼女自身のスキャンダルに需要があるわけではない。高橋大輔という有名人の仕事上のパートナーであるという一点のみで彼女は狙われたわけです。

 

週刊誌の目的は売ること(紙媒体もしくは有料Web記事)です。売るためになら誰かを傷つけても構わない。でも、「誰かを傷つけること」の方が目的になっている場合もあるように思います。例えば、週刊文春の場合は過去に二度も大輔さんを大きく傷つけていますよね。週刊誌側は「売ることだけが目的」だったとしても、表には出てこない「記事の依頼者」や「情報提供者」の目的が「誰かを傷つけること」である可能性は十分あると思います。

 

 

 

 

 

 

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