来週末のフレンズオンアイスのグッズが公開されました。

今のところパンフレットとアクリルスタンドのみ。

6月の氷艶に続いて今回もブラインド販売です。

 

 

 

ちなみに氷艶2024のときのアクスタはこちら↓

 

 

ブラインド販売とは

ブラインド販売とは、消費者にとって中身が分からない状態で商品を販売すること。

 

うちは娘がオタクなのでかなり頻繁にブラインド販売のグッズの交換や売買(メルカリなど)をやっています。アニオタ界隈ではこれが日常。自分の推しのグッズを手に入れるにはお金も手間もかかるので見ていて大変そうだなと思っていたら、なんと私たちのところにまで押し寄せてきた(笑)。アクスタなら原価は安いし、ブラインドにすればファンが無駄に買ってくれるのでぶっちゃけ儲かるんでしょうね。

 

スケオタ界隈では等価交換が基本

ブラインド販売では自分が欲しいものを自力で引くのは至難の業。そこで交換や売買が必要になるわけですが、氷艶2019(アクスタとミラーのガチャ)のときも氷艶2024のときも、ツイッター(X)を見る限り、取引は1対1の交換もしくは定価でのお譲り(つまり等価交換)しかなかったと思います。スケオタ界隈はチケットのお譲り(定価が基本、直前ならお値引きあり)には慣れていても、こういったブラインド販売のグッズの交換には慣れていなかったからでしょう。

 

 

アニオタ界隈では「レート」が常識

アニメなどのキャラクターグッズの交換には「レート」という概念が存在します。人気キャラほど価値が高い=レートが高いので、交換の場合1対1ではなく1対2以上になったり、売買の場合定価以上で取引されたりします。推し以外でも人気キャラを引けば(交換が容易になるので)喜び、不人気キャラを引けばがっかりする。これがアニメやゲームなどのキャラならまだいいですが、生身の人間(アイドルや声優など)だとかなり失礼なことになってしまいます。

 

氷艶(2019、2024)との違い

例えば氷艶の場合は2019も2024も全員が物語のキャラクターでした。この場合は自分の推しだけ欲しいというより例えば「光源氏と朱雀帝」「光源氏と藤壺」「トキオとカケル」「カケルとユキ」などの組み合わせ需要があるし、「全員を揃える」という需要もあります。「全員を揃えたい」人が多ければ多いほど交換は容易になります。人気に差があっても「等価交換」が成立していたのはそのためでしょう。

 

一方、今回のフレンズのアクスタはキャラではなく生身のスケーターです。使われている写真も撮り下ろしではなく過去のショー(昨年のフレンズなど)で撮られたもの。これだと組み合わせ需要やコンプリート需要は生まれにくい「推しだけが欲しい」単体需要がほとんどになると思われます。

 

 

フレンズアクスタの問題点

単体需要しかない場合、人気の差が露骨になります。みなさん素晴らしいスケーターばかりですが、静止画であるアクスタに需要がある人は限られます。高橋大輔、浅田真央、宇野昌磨ぐらい。人気の差はあれど全員に需要があるアイドルグループとは違うのです。「等価交換」では交換そのものが成立しないと思われます。

 

例えば私が1枚(800円)買って「高橋大輔」を引く確率は14分の1。14枚(11200円)買っても当たる保証はない。交換が成立する可能性も低い。それなら最初から買うのをやめようかなってなりませんか?

 

私の知る限り、今回のアクスタ販売を歓迎しているスケオタはほとんど見かけません。遊び感覚で楽しめるぐらいの単価でキャラクターものならぎりぎりありですが、スケーター本人のアクスタで「当たり」とか「はずれ」とか言いたくないですよ。

 

どうしてもやりたいのなら、例えば高橋大輔だけで数種類ランダムとか宇野昌磨だけで数種類ランダムとかにしてほしい。それならみんな喜んで買うんじゃないかな。

 

 

 

 

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