どうするの?決定は貴方が──。

 

 

THE POST

 

ペンタゴン・ペーパーズ / 最高機密文章

 

 

監督:スティーヴン・スピルバーグ

ジャンル:ドラマ/歴史

 

 

 

 

 

Cast

メリル・ストリープ、トム・ハンクス、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク、トレイシー・レッツ、ブラッドリー・ウィットフォード、アリソン・ブリー、ブルース・グリーンウッド、マシュー・リス

 

 

Review すき オススメ

ずっと楽しみにしていた、スピルバーグ監督の新作映画です(´∀`*)政治ドラマは難しいけど、為になるので、なるべく観るようにしています。何より、スピルバーグ監督の独特の緊張感が好きなんですよね。では感想いきましょう~♪

 

 

 

 

 

結末が分かるネタバレはありません。

 

 

 

 

 

STORY

1971年、ニクソン政権1期目、泥沼化するベトナム戦争。米国内で、反戦気運が高まりつつあった。そのベトナム戦争に関する、機密文章が流失し、それをニューヨーク・タイムズがスクープした。しかし、機密漏洩罪に値すると、ニクソン政権が差し止めを要求してきした。そこで同業者ワシント・ポストも、機密文章を手に入れ、スクープを上げようとするが……!?

 

 

 

 

 

 

好きな映画が増えました(´∀`*)

 

 

スピルバーグ監督は凄いグー結末は分かっているのに、手に汗握りましたヽ(;´Д`)ノ「駄目かも…。」「どうなるの?」何十回、そう感じたことか!!

 

 

 

 

 

舞台は新聞社。まだ、ポストが一地方紙な頃。権力に挑む、ジャーナリストのお話です。テンポは一定、じっくり、ゆっくり。独特の緊張感の中で、展開していきます。

 

 

 

 

 

好きな点が3つあります。1つ目、スクープをあげ、新聞記事にするまでの過程。ここが勉強になりました。新聞記事はこうやって書かれているんですね∑(゚Д゚)知らなかった。

 

スクープを上げる為、血眼になったベン・ブラッドリー編集長を、頼れる男、トム・ハンクスが演じています。クライマックスの記事を印刷するか、しないか、超ハラハラしましたヽ(;´Д`)ノ

 

 

 

 

 

2つ目、ドラマとしても面白いグー悩める新聞社社長キャサリンに、記事を出すべきと言うベン編集長。

 

もし、ペンタゴン・ペーパーズを新聞に掲載すると、国家の秘密を暴露することになるので、逮捕される可能性がある。かつ、昔から、キャサリンは政治家たちと親しい付き合いがある。ここが「んもぉヽ(;´Д`)ノ」と、ハラハラしました。

 

劇中、ニクソン大統領の肉声が使われていて、リアリティーがありました。本当の出来事だったんだな…Σ(゚д゚;)でも、実際は大統領がこういうことに圧力をかけてはいけないんですよね…。この圧力をかける姿が、メディア嫌いなトランプ大統領と重なるモノを感じました。

 

何より、政権とは何か?マスコミとは何か?国民としてどうするべきか?凄い考えさせられました。政治は、単に見ているだけで、参加していかなきゃと改めて思いました。

 

 

 

 

3つ目、キャサリンの働く女性としての成長物語でもあること。

 

突然会社を継ぐことになった、キャサリン。最初、明らかに自信がないんですよ。バリバリの男社会、「誰も私になんて期待していないでしょう…(´・ω・`)」と。

 

しかし、しょんぼりしている時間はありません。ペンタゴン・ペーパーズの件を通して、色々と葛藤し、徐々に頼もしくなり、最後に立ち上がったキャサリンの姿、とても感動しました(ノω・、)

 

 

 

 

 

派手な映画ではありません。でも、当時の米国の勉強にもなる、良作なエンタメ作品だと思いました。いや~♪スピルバーグ監督って凄いグー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頼れる男トム・ハンクスが、こちらでも頼れる弁護士を演じています。私の感想はこちらです。

 

 

この映画では仕事が超できる、鬼上司なメリルが見れます♪別人∑(゚Д゚)

 

 

先日読破した、孫子。「そりゃ…ベトナム戦争負けるよね」と痛感させられました。