【OPトーク】『サブタイトル問題』
ようやくアメブロでの、生配信ほぼ全文書き下ろしが更新され始めました。しかし、ブログを書くにあたって悩みが一つ。
それは各回のタイトル。
僕の浅い知識ではありますが、面白いラジオ番組には各配信回にサブタイトルがついており、その中には一つのフォーマットがあるものも多いです。
(例、TBSラジオ
【アルコ&ピース D.C.GARAGE】 「~バズってます。」
【ハライチのターン!】「~回目のターン!」)
折角なので、自分もフォーマットをつくってみることにしました。
各日に登場する事柄を含み、尚且つ他とは違うオリジナリティも出せたらいいなと思い、考えついたのがこれです。
『#(配信回) ~(漢字一文字)~ (世界の名画)』
以前『世界一受けたい授業』(日テレ)の「本当は怖い名画ミステリー」の回を観て、世界の名画に興味を持ち、〝いつか〟のタイミングでこれらのタイトルを使ってみたいなと思っていました。
というか、今だと思いました。
各回の出来事を漢字一文字で表現したタイトルに、さらにそこに名画のタイトルを載せる。これが僕なりに考えたサブタイトルのフォーマットですが…いかがでしょう?
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【読書レビュー】
三回目にして、ついにこのコーナーを行うことが出来ました。
読書好きと明記しておきながら、一冊を読み終えるのに何日もかかるとは…。
まぁ、読書大好きの視聴者を逃さないためにもここから挽回していきましょう!
さて、記念すべき一冊目のこちらの本!
『徹底抗戦/堀江貴文』(集英社/2009)
元ライブドア代表取締役社長CEOにして、実業家・投資家・タレント等様々な顔を持つホリエモンこと堀江貴文氏が2006年に起きた「ライブドア事件」についての真相を語る。
(一冊目は『HELLO WORLD』にしたかった思いもありましたが、何となくページを開く手が止まってしまい、こちらの本を先に読み進めることとなりました)
堀江貴文さんといえば、自分のSHOWROOM配信を観て頂いている方々にはもうお馴染みかもしれません。
三十分枠時代『多動力』に『バカとつきあうな』等何冊かレビューしたことがあり、僭越ながら「自分がいつか共演したいと思っている有名人」の一人なのです。
今作は堀江貴文さんが、2006年に始まった「ライブドア事件」の真相を自らが告白するという内容ですがーー確かにライブドア事件のことは、よく知らない…というか分からない人が多いのではないでしょうか。僕もその一人で、もしかしたらもっと若い人は堀江さんが捕まったこと自体を知らないのかもしれません。
この本は2009年、つまり最高裁に上告を申請している最中に出版された本で、堀江さんの言葉をどこまで信じるのかによって読者の感想が大きく変わってくると思います。
僕はまだ一回読んだだけですが、事件の本質は四割くらいしか理解出来なかった。ブログのような文体で読みやすくはあったのですが、「証券取引法違反」「有価証券報告書虚偽記載容疑」「風説の流布」等、聞き馴染みの無い専門用語が多く(だからこそ、あのときニュースの内容が全く入ってなかったのか分かる)、ライブドア事件の全てを完全に理解出来たとはいえない。
しかしこれだけはハッキリと言えます。
〈ホリエモンは、世論、メディア、そしてもっと大きな力を持つ日本の権力者達に夢を潰されかけた〉のだと。
そして、〈こんなことでは、彼を止めることは出来ない〉と。
【今週の頁(ページ)】のコーナーでも喋ったが、今作はいくつかの章に別れており、個人的には「立候補した理由」「読書の話」といったライブドア事件の概要よりも、別の章の話の方が興味深く読んでしまった。
どうしてあのとき選挙に出馬したのか。独房の中で何の本を読んでいたのか等。
ここに注目すると、堀江さんという人は「とにかく現状に満足出来ない人」なんだなということが分かる。向上意識が強く、新しい道を開拓していくその姿はまるで大航海時代の海賊のよう。当然失敗も多いわけですが、(「ソニー買収」「プロ野球新規参入」)それを逆手に取り、別の方面で活かしていく。
途中からは「ホリエモン事件」よりも、高みを目指し、逆境に立ち向かっていく一人の男の冒険譚を見ているような気持ちになった。
もう少し一つ一つの用語を理解出来るようになったら、もう一度この「冒険の書」を開いてみたいところ。
もしかしたら、その前に『虚構 堀江と私とライブドア/宮内亮治』(講談社/2007)も読んでいるかもしれないですが。
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【フリートーク】『お笑いフェス』
検索エンジンで何となく「お笑いフェス」と打つと、『爆笑!お笑いフェス』という地方の文化会館や芸術劇場で行われるイベントが出てきます。どのイベントにも、サンドウィッチマンさんやドランクドラゴンさん、東京03さんといった、テレビのネタ番組には欠かせない売れっ子の皆様から、賞レース常連の実力派芸人さん達まで幅広い年齢層に合わせた方々が出演されています。
これでおおよそ四千円なのだから、少し安いようにも思えます。つまりはお値打ち。
…しかし、何となくですが、自分が思い浮かべた「お笑いフェス」とは何か少し違うような気がしました。
モヤモヤした思いのまま一日を過ごしていると、ふと以前アメトークで観た「夏フェス芸人」の回を思い出したのです。
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そもそも自分は、「フェス」というものに一度も行ったことがありません。
はい、一度も。
しかし何となくのイメージは浮かぶのは、やはりメディアの影響力でしょうか。
とはいえ、自分の中で思い浮かぶフェスの印象は「大きな野外ステージ」「沢山の出演アーティスト」「屋台も多い」「オリジナルTシャツに身を包む」といった…やはり浅いものですが。
最初に話した「フェス」は、今の四つ全てに当てはまらないと思います。つまり、あくまでもフェスではなく、「ライブ」なのではないかと思うのです。
そういえば、と押入れを引っ張り出して取り出した一冊。それはかつて、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが発売していたお笑い情報誌「マンスリーよしもと」でした。
子供の頃、田舎に住んでいるためお笑いライブなんて滅多に行けない僕にとっての、唯一お笑いの情報を得るためのバイブルでした。
そこで読んだ『LIVESTAND』の記事を思い出したのです。
『LIVESTAND』とは、吉本さんが企画したイベントで、幕張メッセを会場に、ロックフェスをお手本にした日本最大級の規模のお笑いフェス。
フェスらしく立見しかないため「STAND」の名がついているとのこと。
当然このイベントにも足は運んでいないが、「マンスリーよしもと」の記事を見て、頭の中で想像を膨らませて一人ニヤついていたあの頃が懐かしく感じます。
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これだよ、これこそがフェスだよ。
「野外」ではないですが、一日で二百~三百人以上の芸人が出演するイベントなんて他にあるでしょうか。しかも、日本最大級のイベントホールに。
残念ながら、チケットの売れ行きが芳しくなくイベント自体は四回で終わってしまいました。これは「お笑いフェス」の真新しさに一般大衆が着いて行けなかったことが大きいと思われます。
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「お笑いフェス」で記憶に新しいのが、今年の夏に名古屋で開催された『ホリンピック夏フェス2019』ですね。
愛知県の久屋大通公園の久屋広場にて開催されたイベントで、「芸人が1からつくる」をコンセプトに、名古屋で活動している芸人は勿論、東京・大阪からも多数のゲストが出演しました。
スポンサーをHPで募集し、会場設営も芸人で行い、資金集めのためクラウドファンディングも行われました。何かお手伝い出来ないか、可能なら出演したいな、と思っていましたが、結局自分は最後まで何一つ携わることが出来ませんでした。
そんな自分が出来るのは、Twitterでイベントの行く末を見守ることのみ。タイムラインで流れてくる写真やタイムテーブル等を見ると非常に盛り上がっていたようで、向かったお客様の呟きでは概ね高評価のようでした。
…しかし、やはり何か違うなぁと感じてしまうのです。
この案件は暫く保留にしましょう。もしかしたら、時間をおいて何かが見えてくるかもしれません。
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【フリートーク】『東京コミコン』
今週の金曜日(11月22日)に「東京コミコン2019」なるイベントが千葉の幕張メッセで開催されることが分かりました。
名前くらいは知っていたので、調べてみたところ「日米の映画・コミック・アニメ・ゲームなどのサブカルチャー」を扱ったイベントらしく、今年で四回目とのこと。
詳しく調べてみると、僕の好きなアメコミ映画を中心に、豪華ゲスト来日に写真撮影回やトークショー、劇中で使用された小道具や衣装の展示、限定商品の販売等、エンタメ好きの自分としてはとても興味をそそられそうなものでした。
自分のスケジュールを確認してみると、何と金曜日はお休み!(…しかし、東京ですよ)
さらに一応見所を確認すると…
・マーベル新作映画「ブラック・ウィドウ」限定ポスター配布
・コミコン限定 DC福袋
・俳優•佐藤健太さんのサイン会
さらに興味をそそられる項目が多数。
(…しかし、東京ですよ)
ーー決して裕福ではない懐事情が目の前に。
…果たしてどうなる!?
【EDトーク】
ようやくレビューのコーナーが出来ました。
しかし、次はいつのことになるのやらの状態。なるべく早く二冊目が出来るように頑張りましょう。
あと、まだ行っていないコーナーもありますし。