『#1 〜始〜 ヴィーナスの誕生』 (2019.11.4) | SHOWROOM生配信 【森貴史の本の虫】書き下ろし

SHOWROOM生配信 【森貴史の本の虫】書き下ろし

2013年10月より太田プロダクションにお世話になっているお笑い芸人・バルバロイの森がSHOWROOMで毎週日曜の8時から35分生放送でお送りしている【バルバロイ森の本の虫】。時間 20:15〜20:50
各日の配信内容を可能な限り書きおこしていきます。

【OPトーク】


誰でも直ぐにライブ配信可能な、ストリーミングサービス。それがSHOWROOMです。

自分は数年前から、週に一度生配信を行ってきましたが、これまでの三十分から一時間に尺を伸ばし、さらに内容も少しリニューアルし、華々しくスタートを切る予定だった第一回目の生配信。


しかし都合により本日は予定の20時ではなく、少し遅れて22時のスタートに。

ーーかと思いきや…さらにトラブルにより、もっと開始時間が伸びることになり、22時半~23時半という当初の予定を大きく変更しての配信が始まりました。


……さらにさらに、悪いことは続き、本番直前にスマホを落としてしまい、ケースが大きく破損し、使い物にならなくなってしまうーーという、ショッキング過ぎるプチ事故まで発生。

少し気落ちしながらの幕開けとなりました。


◆◆


・自己紹介&タイムテーブル発表


リニューアル第一弾ということで、初めて観てくれる人もいるかもと、簡単な自己紹介から。



愛知県生まれの27歳。大学三年生の頃に、お笑い養成所に一年通い、翌年から本格的に活動を始める。

それから何度かコンビ結成・解散を繰り返し、現在は一人で活動中。

岐阜県のコミュニティラジオ放送局FMわっちで『わっちアフタヌーンアワー月曜日』の第二月曜日を担当(生放送)。

好きなものは、読書とプリキュア。

最近はラジオ番組を聴くことにハマっている。


トークの練習のために毎週SHOWROOMを行っていましたが、色々なラジオを聴くようになり「声」だけで番組をつくる、というテレビとは違う尖ったメディアの面白さに触れ、


「自分もこんなメディアで活躍したい」


と決め、SHOWROOMを少しラジオ寄りにリニューアルすることを決める。


〈活字をメインにした、日本一気楽な読書生配信〉を目指しています。



主なタイムテーブルはこちらです。


【フリートーク】

喋るメディアの醍醐味といえば、フリートーク。〝本〟をテーマに喋るパートだが、面白そうなテーマがあれば何でもOK。

【今週の頁(ページ)】

自分の一番の趣味は読書。ということで、一週間で読んだ「活字」(本・広告・雑誌etc.)について報告。印象に残ったものの感想をお伝えする。

【妄想トークコーナー・狂宴乱舞】

自分がいつか共演したいと思っている著名人の方々を発表。〝この人〟と〝こんな形で共演したい〟という野望を発表していく。

《週替わりコーナー》

二週に一度のペースで交互に行う。チャレンジ企画のため、変更になることもある。

【声に出して読みたいタイトル】

小説のタイトル、人の名前、言葉、自分がカッコいいと思った「題名」を発表していく。

【青春損グ!】

自分は学生時代、様々な音楽に触れましたが、その殆どが深夜アニメのアニソンやマニアックな歌ばかりで、周りの誰にも理解されなかった。

そんな青春を棒に振るきっかけになった、損グ(ソング)を発表していく。


《不定期コーナー》

【読書レビュー】

読書好きを自称する森貴史が、不定期で読んだ本を自分なりに評論していくコーナー。


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【フリートーク】『配布サークル』


先日名古屋駅の街を歩いていたら、ジャージに身を包んだ若いお姉さんからポケットティッシュを貰いました。

よくあるティッシュ配りかと思ったが、ティッシュの裏には「大学祭」のチラシが入っていた。おそらく、というか間違いなく彼女は学園祭実行委員の人間だと気付きました。


僕はそのチラシを見て、ハッとなりました。何故なら、僕の出身大学名が書かれていたのです。

折角ならリアクションをした方が良いと思い

「僕も、○○大学なんですよ!」

と、反応してみました。

するとそれを聞いた彼女は、

「へぇ……そうなんですか……。是非、お越し下さいね…」

と、少しだけ冷めたリアクションでした。


イヤイヤイヤ。ちょっと待て待て。そこはもう少し大きな反応があっても良いのでは?

例えば、

「そうなんですか!? 是非お越し下さいよ!今年の見どころはですね…」

と、少しでも興味を持ってもらえるように尽力するのが、広告を配布する者の務めなのではないのでしょうか?


確かにバイトと違ってお金にならないし、面倒くさいと思っていてもおかしくないですが(彼女のことを、間違いなくそういう人間だと言っているわけではないのであしからず)、

一人でも多くのお客様を誘うのが普通じゃないでしょうか?



……もしかしてナンパの類かと思われたとか?

それともまさか、ティッシュを配った相手が話しかけてくるとは思っていなかったのでしょうか?

いずれにせよ、まだ社会経験の浅い彼女はティッシュ配りに相当苦戦していたように見えました。


それでも、大学のキャンパス内または学校の外でもチラシ等を配る機会はあるはず。

サークルの勧誘とか。

そのときは、「チラシ配り」のテクニックのある人をメンバー内であらかじめ厳選しておくべきだと思います。

それでもチームに経験者がいない場合もある。突然何の経験もないのにチラシ配りをしろと言われて100点が獲れる人はまずいません。


そうならないためにも、僕に一つ考えがあります。


各大学に一つずつ『チラシ・ティッシュ配布サークル』をつくるべきだと思います。

活動内容は名前の通り、「チラシ・ティッシュ配りの研究」です。

「いかに短時間で正確に多くの人にチラシを配布出来るか?」とか、「興味のある人・ない人を瞬時に見分ける方法は何か?」等。


一見、大学からは認められなさそうな非公認臭が凄いサークルですが、いざというときに他サークルに「配布サークル」のメンバーを「貸し出し」する制度を作っておけば、潰れる可能性は低くなります。


例えば、何事も熱い思いで突っ走る運動部には必要ないかもしれませんが、消極的な人間の多い文化系の同好会の人達は勧誘に精が出せません(偏見です)。

こんなとき「配布サークル」から一人メンバーを貸し出すことによって、チラシ配りに必要なスキル・又はお手本を伝授することが出来るのです。


ーーつまり、文化系サークルからの強い要望があり、潰れることはなくなるというわけです。


この広い日本には沢山の大学があります。

もしかしたら一つくらいはこんなサークルがあるんじゃないか、と思い調べてみた…が検索ヒットはしませんでした。

もしそんなサークル知っているという情報があれば、是非ご一報願います。


因みに、件の学園祭には仕事の都合で行けませんでした。


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【今週の頁(ページ)】


『HELLO WORLD/野崎まど』(集英社)

P.5~P.190

→アニメ映画にもなっている今作、話が盛り上がりそうなところで中断しました。

映画の方はチェックしたので、今作も早く読み進めたい。


『徹底抗戦/堀江貴文』(集英社)

P.3~P.47

→数年前世間を騒がせた〝ライブドア事件〟について自ら語った、2009年発売の本。

正直株式やフジテレビ買収問題については、知識が無きに等しいため、前半はよく分からなかったが、中盤の「大統領制」や「ソニー買収作戦」の話は興味深く読ませて頂きました。


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【妄想トークコーナー・狂宴乱舞】


自分は約一年前まで「森貴史の独宴会」という一人ライブを行っており、自分がいつか共演したい方々を発表していました(妄想で)。


堀江貴文

岡田斗司夫(元ガイナックス社長)

辻村深月

花田光司(貴乃花)

中田敦彦(オリエンタルラジオ)

西野亮廣(キングコング)

品川祐(品川庄司)

太田光(爆笑問題)etc...


しかし、具体的に「どのような形」で「一緒に何をしたいのか」は考えていませんでした。ただ朧げにそう思っているだけだったのです。


そこでこのコーナーを立ち上げ、自分が将来どのような形で、自分よりも遥かに雲の上の存在の方々と共演が出来るのかを真剣に考えてみようと思いました。


その記念すべき第一回はこの方々。


・エル・カブキ(マセキ芸能社所属)


デロリアン林さんとエル上田さんによる2009年結成のお笑いコンビ。かなりマニアックな時事漫才を得意とします。

上田さんは、かなりの読書家で自宅には所狭しと本が積まれているとのことです。


お二人を知ったのは、2017年放送の「エル・カブキ のオールナイトニッポンR」。初めてのオールナイトニッポンにも関わらず、積極的な話展開に尖った芸風、一部の人しか分からないマニアックな小ネタを披露していたのを覚えています。

様々な方をネタにするために、ちゃんと題材にした人の著書を読むところに同じ読書家として熱いものを感じます。


そして、僕がこの方々の大ファンになったのはお二人のYouTube公式チャンネル「エル・カブキの聞かなければ負けだよ!」「10分おろし」を観たからです。

本来難しいとされる時事ネタを毎月のように作れるなんて…また、ここまで楽しく面白い話に出来るなんて…と毎回のように嘆息していました。

そこでもし自分がエル・カブキさんと共演出来たとしたらーー


『月に一度、好きなタレント本を互いに紹介し合う、本関連の雑誌の1ページ』


なのかな、と〈妄想〉させて頂きました。


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【EDトーク】


ひとまず最後までテンションは持続出来たと思います。

ただ途中から目に見えてコメント数が減っていきました。テーマに〝日本一気楽な~〟と入れている以上、もっと気軽にコメントを入れられるくらい敷居の低さをアピールしなくては。

来週から本格的に始動しますが、今回よりも高みを目指して語るのみ。


【今回の視聴者数:86人】