あなたはその悲しく疑問に思っているという本音を相手に言ったら、
お相手に嫌われると思いますか?
確かに、もやもやした本音をそのまま相手にぶつけたら、
お相手はいやな気がするかもしれないし、
言いたい放題言っていいかと言うと、それは違って、
やはり、「愛ある伝え方」は必須です。
だけど、相手に本音を伝えるということは、
良い人間関係を作るうえで、
とても大事なことだと思うのです。
以前の私は、本音を言わないようにしている時期がありました。
その頃の私は、相手の言動に、「え?」と疑問に思ったり、
ちょっと傷ついたりしたとしても、
相手に「傷ついたよ」とか「なんでそんなこと言うの?」とか
本音を言うことをせずその感情にふたをし、
穏便に済ませようとして、
自分の中で消化するということを繰り返していました。
それが相手と良い関係性を保つために必要なことだと思っていたからです。
イザコザを起こしたりするのは良くないと思っていたし、
それが大人の対応だと思っていました。
でも、その思いとはうらはらに、
本音を伝えないことで、
むしろ関係性がこじれてしまったことが何回かありました。
関係を良いものにするために本音を言わなかったのに、
かえってそれがアダになってしまったわけです。
つまり、本音を伝えないと、自分も苦しいし、
それはやがて相手にも伝わってしまうのです。
そんな経緯があり、今はなるべく相手には自分の本音を伝えるようにしています。
それは、相手が自分にとって大切な人であればあるほど、です。
相手に本音を言うことで、もしかしたら一時的にケンカになってしまう
ということも起こりえます。
だけど、それを乗り越え仲直りすると、
今まで以上に絆が深まるものです。
自分が本音を伝えたことによって、相手が自分から離れてしまうとしたら、
それはそれまでの関係性だったということかな、と思います。
ただ、注意点が3つあります。
一つ目は、先ほども言ったように、
「愛ある伝え方をする」ということ。
二つ目は、「私は悲しかった」というように、自分を主語にして気持ちを伝えることです。
たんたんと、事実だけをつたえること。
感情的になるのはNGです。
三つ目の注意点は、
関係性や場合によっては、それを言わないほうが良いことがあるということです。
どうやってそれを判断すればいいかと言いますと、
その本音を伝えることを想像したとき、
「いまは伝えるのはよくないな」とか、
「言うのはやめたほうがよい気がする」
と、あからさまに強く感じるかどうかです。
伝えることで良い結果が生まれそうだ、というよりも、
伝えたら悪い結果があからさまに見える場合は、
今は伝えるタイミングではないということです。
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