手術なしでの戸籍上の性別変更 | トランスの子どもの育児、エラーのブログ

トランスの子どもの育児、エラーのブログ

トランスジェンダーの息子がいる親のブログ

当ブログの記事や画像の無断転載、複写を禁止します

トランスの男性に次いで今度はトランスの女性が、手術なしで戸籍上の性別変更が認められました。

 

 

高井ゆと里さんが、この様に↓指摘されていますが、これは私たちの子ども達にとって非常に重要で大きな動きです。

 

 

ランスは、有難いことにカリフォルニア州の法律で、子宮摘出手術をせずに法的性別変更ができました。

 

洋服の下、誰にも見えない身体部分で性別が問われるなんて、そもそもおかしな話なのです。

 

手術なしで性別変更することを非常に軽視する人達がいる様ですが、現実はそんなに簡単なことではないと思います。

 

ジェンダー肯定医療の専門家であるジャック ターバン博士が、シスの人たちに対して行う思考実験で、「1ミリオンドルを受け取る代わりに今後一生今と異なる性別として生きることを選びますか?」と訊ねると、殆どは「無理」と答えるそうです。

 

手術なしの法的性別変更に反対する当事者の中には、手術をしている自分がしていない人のせいで身体について詮索されるといった迷惑を被る可能性を懸念する人がいる様ですが、それは詮索する方が悪いのであって、起きてもいないことの懸念を理由に、これで助かる人に対して迷惑だと言うのは、非常に良くないと思います。