今回は、ATKバフとDEFデバフどちらが、どの程度有効かを見ていきたいと思います。
関係してくるのはダメージ計算式
(攻撃力-防御力)× スキル倍率 × その他 = 発生ダメージ
の(攻撃力-防御力)の部分となります。
今回、敵の防御力(DEF)を190として、こちらの攻撃力(ATK)を変動させながら10%分のバフ/デバフを与えてみたいと思います。
上昇基礎値は基礎値(攻撃-防御)のバフ(デバフ)による差分となります。
【基準】
ATK200/DEF190のケースでは、基礎値は10
【ATK+10%】
ATK220/DEF190となり、基礎値は30(上昇基礎値20)となります。
上昇率は基礎値の上昇率を表します。
この場合は、基礎値が10⇒30となり、+200%されています。
この場合ATK+10%により、ダメージが+200%(3倍)されることになります。
①ATK+10% の場合
バフ効果はATK値により変化します。
基礎値が0に近いほど効果(ダメージに与える割合影響)が高く、ATKが高くなる(DEFとの差が大きくなる)と、10%に収束していきます。
大まかにいって
「ATK+10%はダメージを10%以上伸ばす効果がある」と言えます。
自分が最初に間違えた、ATKを5%伸ばしたらダメージが7%伸びた、というのはここが原因になります。
②DEF-10% の場合
デバフ効果は、敵のDEF190という固定の場合は当然固定(-19)です。
前例と同じくダメージ上昇率を見てみると、殆どのケースで効果は10%以下となっています。
つまり
「DEF-10%はダメージを10%弱伸ばす効果がある」と言えます。
③最低保証ダメージのケースの場合
ここまでだと、ATKバフのが常に有利になりそうですので、最低保証ダメージの話を見ていきます。
今回は、ATK150/DEF200に対し30%のバフ/デバフのケースを見てみます。
・ATK30%バフ
ATK195 - 200 = ▲5
・DEF30%デバフ
ATK150 - 140 = 10
となり、DEFデバフの方が有効と言う結果になりました。
つまり、最低保証ダメージから抜け出す目的ならDEFデバフの方が有利となります。
とはいえ、そんなケースだとそもそもチャレンジすることが間違いとも言えますが。
結論
最低保証ダメージ付近でなければ、ATK上昇バフの方が有利
基本的にはATKバフの方がダメージ貢献度が高いと言えます。
ATKバフというのは「無期迷途」においてかなり強力なのが分かりますね。
一応、物理に強い「枷に縛られる者」を無理やり物理パーティで倒したい、とかの特殊なケースではDEFデバフの方が強くなることもあります。