まず、ビフォーはこんな状態です。
元々花壇があり中途半端な幅で車を無理やり突っ込んでいました。
車の傾きが笑えますねw
コンクリートで作られた花壇は、ただ単にブロックを置いてあるだけで繋ぎとしてコンクリートを使っているものと鉄筋（鉄の棒）が入っているものがあり、それにより作業が変わってきます。
ただのコンクリートの場合はガシガシハンマーで壊していけば簡単に崩していけます。
※ハンマーを使う際はコンクリートの破片があちこちに飛びますのでブルーシートなどで養生するなどして近所迷惑にならないようご注意ください。
私の家の場合は鉄筋が入っていたので鉄筋をサンダーで切ってからコンクリートブロックを壊していきます。
花壇を壊す道具・工具は
・サンダー
・ハンマー
・チス（大きいタガネみたいなもの）
・ダイヤモンドカッター（サンダー用）
※サンダーにはモノタローというサイトでダイヤモンドの歯が付いたカッターを購入。
セールをやっていて5枚で1000円もしなかったです。
・防護メガネ
・マスク
ブロックを直すのに使う道具・工具は
・セメント
・川砂（細）
・仕上げコテ
・バケツ
・水糸
・ゴムハンマー
・水平器
それでは早速作業に入ります。
まずチスやハンマーでブロックの上にあるコンクリートを壊していきます。
次にサンダーでブロックごとに入っている鉄筋を切っていきます。
※この作業ではコンクリートを切る際にコンクリートが粉となって舞い散るので
防護メガネとマスクを使用してください。
鉄筋を切ったあとにチスとハンマーでブロックを叩いて壊すのですがなかなか壊れません。
どうしたらよいものかと考え、「ピシャシャシャ～ン！スレッジハンマー～！（ドラえもん風）」を購入しました。
これは近所のストレートという輸入工具屋で3000円くらいでした。
ヘッドが4.5kgの重さのもので破壊力が段違いです。
これを使い出したところガンガンにブロックが崩れていき作業がメチャクチャはかどりました。
こんな感じになりました。
コンクリートの破片はガラ袋という建築現場で使用される袋にいれ、今後駐車場にコンクリートを打設するつもりで保管しておきます。
次に一部花壇を残すのでその処理としてコンクリートブロックで花壇を補修します。
ざっくり土を掘ってブロックを当てて深さや大きさを測ります。
このあと捨てコンクリートという形でモルタル（セメント+砂+水を混ぜたもの）を敷くのですが、ブロックを水を張ったバケツなどに入れブロックに水を吸わせておきます。
ブロックが乾燥しているとモルタルの水分を奪ってしまうのを防ぐためだそうです。
また、この幅に合せた鉄筋を準備します。
しっかり穴を掘ります。
先ほどブロックを置いて目安をだしておきますが、深さはブロック+捨てコン+接着分を掘ります。最終的に既存の花壇との高さを合わせるのでそれより低く作ります。
水糸で直線や高さの目安を出します。
バケツでモルタルを作ります。
モルタル（セメント+砂+水を混ぜたもの）と書きましたが、コンクリートはこれに砂利が入り強度を増したものがコンクリートと呼ばれます。
これはホームセンターで買いました。セメントと川砂を購入し、川砂に目の細かさがありとりあえず細めを選びました。
モルタルの比率はセメントが1に対し川砂が3となります。暑い時期は早く固まるそうなので作業する際にはご注意ください。
捨てコンクリートを打ちます。
接着用のモルタルを入れます。
湿らせたブロックを置きます。
高さはゴムハンマーなどでコンコン叩いて調整します。
水平器を使い傾きを調整します。
ブロックに合わせた鉄筋を入れ、モルタルをブロックの間や隙間に埋めていきます。
既存のブロックと同じ高さに仕上げコテでならして完了です。
あっ！アフターの写真を撮り忘れました。
ちなみに乾燥後、これに車が乗っても問題なかったです。
約週末2日ほどかかりました。スレッジハンマーが最初にあれば1日半でできてしまう量です。
次はトイレの床の張替えDIYを紹介します。