2007年02月09日『森光子、松浦亜弥とCMで共演』



この頃はまだまだお元気そうでした。



2007年11月30日『森光子、「放浪記」でんぐり返し封印』

森光子 でんぐり返し 封印 放浪記


>「寂しく、申し訳ないが、『放浪記』をなるべく
>長くやるようにというお気持ちと受け止めたい」とコメント。

おそらくこの時に、自意識とは反対に着実に老化してゆく
体力の衰えを痛感したのではないかと思います。



2008年10月02日『渡る世間は鬼ばかり 2時間スペシャル』で異変が

手は震え、目は虚ろ、踊りを披露するシーンは
まるで黄泉の世界へ誘わんとしているかのようで
笑いを通り越して寒気すらしました。
案の定、2chではスレが立ちました。
「森さんヤバいじゃないか」と広く認知されたのがこの日でしょう。



2009年05月30日『森光子、「放浪記」続投宣言』

森光子 国民栄誉賞

>舞台「放浪記」が東京・丸の内の帝国劇場で千秋楽を迎えた29日、
>主演女優、森光子(89)の国民栄誉賞が正式決定した。
>特別カーテンコールで盛大な祝福を受けた森は、
>「今回でこの役とさよならするとは思っていません。
>また、舞台に戻ってくることが私の一番の望み」と続投を宣言した。

周囲はここを花道と思っていたようですが森は頑にこれを拒否し、
舞台上で側近の関係者すら聞いていない続投宣言をぶちあげたのでした。



2009年09月21日『徹子の部屋 ゴールデンスペシャル』で長生きの秘訣を披露

黒柳「本名の村上みつって名前で国民栄誉賞をもらっても嬉しいですか?」
 森「当たり前じゃないですか」
黒柳「本名、村上さんなんですね」
 森「同じ事務所にいたのに、知らないの?」
黒柳「放浪記も2000回公演を達成されたようで」
 森「自分も出たのに他人事みたいに言うのね」
黒柳「生きて国民栄誉賞を受賞できてよかったですね」
 森「まるで、生きてて悪かったみたいね」

とまぁ、毎朝食べてる食事を披露しあったり
スクワットしたりとえらい元気だったのを覚えています。
「渡鬼」のSP時にボケボケだったのは、森の余命を心配したスタッフが
「放浪記」の2000回を早期に達成するために通常年よりも公演回数を増やしたら
さすがに体力が持たずにバテたから、という話も出ていたので
「あのニュースは本当だったんだ、休んで元気になったんだ」とばかり思ってました。
それなのに、たった3ヶ月後に悲劇は起こります。



2009年12月12日『森光子、熱愛ヒガシを祝福「しっかりしてください」』

>女優の森光子(89)が8日、京都市役所で京都市市民栄誉賞贈呈式に出席。
>報道陣から「東山紀之さんが真剣交際宣言なさいましたが」と尋ねられると
>間髪置かずに「私と?」と、ちゃめっ気たっぷりに返答。

>すでに直接、報告を受けているが「おめでたいこと。
>男性なら(堂々と)そうなさるのがいい」と満面の笑みで“永遠の恋人”を祝福した。

弱体化を見計らったかのようなヒガシの熱愛報道で
森さんを第2のビッグウェーブが襲います。
いわゆる「セカンドインパクト」というやつでしょうか。
体力云々ではなく「女としての終わり」を告げられたことの破壊力は
想像以上に凄まじかったようで、たった2週間でこんなことに。



2009年12月31日『森光子、NHK紅白歌合戦の審査員を務める』

仲間由紀恵「審査委員の森光子さん、これまでご覧になっていかがでしたでしょうか?」
  森光子「歌の力強さ、何にも負けない凄さを
      本当にいっぱい知らせていただいて嬉しかったです」
仲間「ありがとうございます。いよいよ残りあとふた組となりましたが
   白組そして紅組にもエールをいただいてよろしいでしょうか?」
光子「・・・私から?」(キョトン)
仲間「はい、お願いします」
光子「とてもじゃないけど、恐れ多くて・・・」

ー会場が「カイジ」なみにザワザワする

仲間「紅組も白組も、勝ち負けではなく
   こうして心をひとつにして歌うということが
   本当に素晴らしい素敵なことだと私も感じました」
光子「私が言うんですか?みなさんと同じです」
仲間「・・・どうもありがとうございます」
光子「すいません」

「渡鬼」から約1年後、司会の仲間由紀恵の無茶振りもあり、
「森光子はボケた」ということがほぼ確定的となってしまいました。



2011年01月04日『タッキーにバラ100本&弁当100人分』

>タッキー&翼の滝沢秀明(28)が3日、東京・丸の内の帝国劇場で
>元日から上演している帝劇開場100周年記念公演「新春 滝沢革命」の中で
>女優の森光子(90)からこの日届いた激励の手紙を紹介した。
>滝沢は4日の昼公演終了後のカーテンコールで、
>「昨日(2日)森さんに電話で『無事幕が開きました』と報告したところ
>きょう森さんからお手紙をいただきました」と明かし、その手紙を朗読。
>森からは手紙以外に100本のバラの花束が滝沢に贈られ、
>キャストとスタッフ用に1100人分の弁当の差し入れがあった。
>けいこ期間中にもたびたび、食事やクリスマスケーキなどの差し入れが届けられたという。

このニュースをきっかけに、「森光子」の名前は度々ニュースに出ながら
動画も肉声も、写真すら公開されない状態に突入します。
長年続けている「タケヤ味噌」のCMも
若かりし頃の自分と現在の自分を並べる手法から
若かりし頃の映像を繋ぎ合わせただけのものへと切り替わりました。
おそらく、新作を撮るだけの体力が無かったのではないでしょうか。



2010年01月06日『CD 人生劇場』発売
2010年02月10日『DVD/森光子 Special Dinner Show』発売


森光子 人生劇場 CD DVD

「紅白」の悪夢を打ち消すかのように、立て続けに新作をリリース。
しかし、CDはいつ録ったものかも分からず
DVDはというと、何年も前のディナーショーの映像をパッケージ化し
なぜかタッキー&翼のコメント風景が特典映像に収録されるという謎の仕様でした。



2011年03月26日『森光子、ドクターストップから1年、気になる疑惑の真相は』

>女優・森光子のドクターストップから1年が過ぎた。
>上演2,000回を達成した舞台『放浪記』の続投宣言が2009年で、
>その後2010年2月に主治医の勧めもあり、森は静養期間に入っていた。
>気になるのは、体調云々ではなく、まことしやかに囁かれている"認知症"疑惑。
>2010年1月に上演された『新春 人生革命』は滝沢秀明との共演で、
>上空7mのフライングに挑戦することが話題になったが、
>結局はコンピューター制御されたゴンドラでのフライングとなった。
>至近距離の席で観劇した一般客も「森さんは基本的にずっと座りっぱなしで、
>移動するときは誰かが手を取るんです。
>しかも歌のシーンや外しちゃいけないセリフはすべて口パク。
>まるで浄瑠璃人形が出演しているようで、見ていて危なっかしいというか
>別の意味で緊張しちゃいました」と明かす。



2011年08月14日『舞台引退の赤木春恵、森光子の手紙に涙』

>舞台からの引退を表明していた女優・赤木春恵が14日、
>東京・明治座で千秋楽を迎えた「コロッケ特別公演」への出演を終え
>60年以上に及ぶ舞台でのキャリアに幕を下ろした。
>エンディングでは女優・森光子から花束とともに届いた
>「戦争のつらい経験を乗り越えてきたからこそ、ここまで頑張ってこられました。
>いつも二人で支え合って来たわね」という手紙を共演の熊谷真実が代読。
>赤木は「森さんの手紙がグッときました。心友なんで…」と涙が止まらなくなっていた。

ここでも手紙のみ。しかも代読。
肉声テープや生電話すら無かったというのは
つらい経験を乗り越えてきた心友への対応としてどうにも納得がいきません。



2011年09月20日『森光子。入院、車イス生活』(週刊女性)

>今年、8月14日に70年来の親友と話す
>赤木春恵が舞台引退した際も、森は花と手紙を贈っただけ。
>また、8月27日に放送された『森光子“放浪記”奇跡の2000回公演』でも
>番組内で森のメッセージが読まれただけ。
>森の長年の友人を訪ねると、渋々ながら重い口を開いてくれた。
>「今は入院していますが、特に手術しなくてはいけないワケではありません。
>病室でも化粧をちゃんとして、女優であることは一時も忘れてないそうです。
>事実を確認するため所属事務所に取材を申し込むと、担当者が森の近況について
>「病院には検査のために月1回、リハビリのためにも毎週通院しています。
>病院内などでは車イスで移動していますが、家の中では自分の足で歩いていますよ。
>所属事務所の担当者によると、精力的にリハビリを行っており復帰へ意欲満々だとか。

これだけ長期間姿を現さなければ、当然芸能記者には目を付けられるわけで
姫路城と共にお隠れになった森光子の「今」をスッパ抜いた
(のかただの憶測か分かりませんが)記事が段々と増えて来ます。
そして、まるでそのことを牽制するかのように、久々にアクティブな情報を伴った話題が。



2011年11月06日『24日に藤田まことさん偲ぶ会』(asahi)

>発起人には、森喜朗元首相や石原慎太郎東京都知事をはじめ、
>井戸敏三兵庫県知事、元内閣官房長官の野中広務氏、
>女優森光子や黒柳徹子ら、そうそうたるメンバーが名を連ねた。



2011年11月06日『ヒガシ&佳乃に女児誕生 森光子“初孫”に大喜び』

>東山の“永遠の恋人”の女優森光子(91)は
>最近は公の場に出ることを控え、自宅での静養を続けているが
>この日ばかりは浮き立つ気持ちを抑えられなかったようで
>「うれしくて、きょうは皇居のお堀端をドライブしました」と明かした。
>さらに、途中で立ち寄った喫茶店で乳児連れの母親に思わず
>「うちも生まれたんですよ!」と言ってしまったというエピソードも紹介。

これまでは「花束が届けられた」「手紙が届いた」と
別に本人でなくても誰かが代行できることばかりがニュースになっていましたが
久しぶりに「ドライブ」と来ました。
これは大きい。
しゃべれるのか、字は書けるのか、ボケてんだろというところまで
高まっていた世間の予想を見事に裏切るアクティブ光子。
ヒガシと木村佳乃の子供を「うちも生まれた」と祖母気取りではしゃぐという
ちょっと痛いエピソードなんてリアリティ抜群で
これは本人に間違いないだろうなという思いと、
周囲の人達の仕掛けも段々手がこんできたなあという思いが
せめぎあって、未だに答えが出ません。
どっちなんでしょうか。
そして、こんなどうでもいいことにこれだけの労力を割く私は大丈夫なんでしょうか。

回復した光子の好調は続きます。



2012年2月7日『Kinki光一が森光子の近影写真披露』

森光子 堂本光一 Kinki Kids 写真 近影 2012年 2月

>Kinki Kidsの堂本光一が座長を務めるミュージカル
>「Endless SHOCK」が7日、東京・帝国劇場で初日を迎えた。
>3カ月のロングランに挑む光一に、大先輩から力強い激励が届いた。
>初演のころから堂本の舞台を見守り続けてきた森光子から、
>「光一さんへ何らかのメッセージを送りたい」と、
>SHOCKのポスターを高々と掲げた近影写真が贈られた。
>森の近影写真の公開は、2011年1月発刊のムック本
>「帝劇ワンダーランド」以来、約1年2カ月ぶり。
>光一は「楽屋に飾りたい」と喜んだ。

おっとついに写真が解禁です!
フォトショップさえあれば、光子が掲げているチラシの画像を
差し替えるぐらい朝飯前なので、健在をアピールどころか
いつ撮ったものかも分かったもんじゃないなとか
思ってしまうわけですが、「楽屋に飾りたい」と喜んでみせる
光一の(色んな意味での)優等生ぶりに感心したのでした。



2012年6月15日『森光子はパーキンソン病だった』

>女優の森光子が舞台から消えて2年半。
>実は現在、順天堂医院のVIPルームで長い療養生活を送っているという。
>「実は彼女、順天堂医院の高層階にあるVIP専用の病室にいるんです」
>そう明かすのは、大手芸能プログクションの関係者だ。
>順天堂医院のVIPルームといえば、かつて小渕元首相が脳梗塞で入院した場所だ。
>値段も病院で一番高い1泊10万円である。
>体調そのものは安定しており、月に1日、2日は東京・広尾にある
>自宅マンションに戻って過ごすこともあるという。
>「森さんは言動が鈍くなるパーキンソン病を患っておられますが、
>調子のいいときには確かにはっきりとお話しできるんです。
>基本的な会話も大文夫。しかし、年が年ですから、体調が優れないと
>会話が難しくなってしまうんです(引用「週刊新潮」より)

噂通りの痴呆なら全部スタッフが仕込んだネタだろうと思ってましたが
パーキンソンなら、本人が出てこない、動画もない、音声すらない、
でも写真一枚なら出せる、これらの全てが納得いきます。
おそらく、これが一番確実なネタなんじゃないでしょうか。

だとすれば、忘れられない程度にマスコミに顔を出すのも
全部光子本人の指示ということになるわけで
改めて『森光子』っていう名前と、その響きが持つ権力みたいなものを
表舞台から退いて尚アピールしようとする光子の
自己顕示欲に驚嘆せざるをえません。
そして、その顕示欲こそが今の森光子を支えている最後の糸なのでしょう。

南田洋子みたいにボケた姿を旦那に晒されるってのも何だかなあとは思うけど
ここまで厳重に隠すなら、もうチョロチョロと名前を出さずに
完全に引っ込んでしまった方がいいのに。

まぁ、それやった瞬間に逝きそうですけども。

この記事のタグ/森光子 近況 今 どうしてる 体調 ボケ 惚け 紅白 痴呆 認知症 コマーシャル CM タケヤミソ