のんぽり自然観察 -26ページ目

のんぽり自然観察

暖かくなってきたので海再開。
鳥は秋になってからでいいや!

日曜日もまずまずの天気。
昨日は海へ行ったし、今日は軽めのメニューにしておこう。

少し考えて金武町に鳥を見に行くことにした。
金武町は高速で行くと名護の手前の東海岸にあります。

町の面積の6割が米軍施設というのが特徴。だから立派なハコモノはいたるところにあるけれど、観光と言う点から見るとソフトというかコンテンツというかそういったものが不足してるのは否めない。

マングローブと野鳥→エコツアー→修学旅行生の取り込み みたいなことを考えてるようだけれど、そんなので来るのは僕みたいな変わり者だけだよ・・・


今日は鳥は低調だった。いるときはいるのになぁ。

今さら撮る必要あったの?のバン。だってヒマだったんだもん。
飛ぶのも泳ぐのも歩くのも得意の器用な鳥さんです。
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コチドリ。
片足をビビビっと震わせて餌となる生き物を追い出すしぐさをしているところです(左の個体)。
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アオアシシギ(左)とタカブシギ(右)
今日のシギはアオアシ、コアオアシ、アカアシ、セイタカ、ヒバリ、イソ、チュウシャクってなところ。
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アオアシシギはいつ見てもいいですね。癒されます。
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家の近くではすっかり海辺の鳥みたいになってますが、ムナグロは草地や農耕地にもいます。
シベリアあたりの草原で繁殖するらしいので、時々によって餌密度の高い環境を選択しているのではないかと考えられます。今日はミミズをくわえてうれしそうにしてました。干潟ではコレがゴカイにかわるんだろう。まあ似たようなもんだ。のんぽり自然観察



次はマングローブ。
沖縄本島にはそんなに大きなマングローブ林はないのです。しかも、金武町の億首川河口は東村の慶佐次に次いで二番目の規模。マングローブ目当てなら普通西表島まで行きますよね。
一応広く見えるように撮って見ました。実際の広さは現地でご確認ください。
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階段がついてたので降りてみた。(降りていいもんだかどうかは不明)
オヒルギトヤエヤマヒルギです。
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オヒルギの花と胎生種子。タコさんウインナーみたいなのが花。そこからにょきっと生えているのが胎生種子というものらしい。落ちてすぐ根を出せるように準備しとるとかで。
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そしてオヒルギの根元にはちっこいやつらが・・・
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シオマネキです。多分オキナワハクセンシオマネキ。
繁殖期じゃないのでちっこい方のハサミで黙々と餌を食ってるだけで、大きなハサミのほうは休業中でした。
あのでかいハサミは繁殖期以外は使い道がないのでジャマなだけなんじゃ?と真剣に思います。やっぱ、ジャマでしょ。女の子にはもてたいのは分るけどこれは過酷すぎるハンディキャップだわw
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おまけ
土曜日は海のあと泡瀬干潟を散歩しました。

こんな広い干潟が満潮になれば全部水の下になるなんて。毎日見てるけど不思議です。
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シロチドリは沖縄で繁殖する唯一のチドリです。言い換えれば年中いるってことです。
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なんとなく出会ってしまったクロツラヘラサギ。
ヘラサギはサギってついてますけど、サギとはかなり縁遠いグループ(のはず)。トキ科に含まれることになってます。このあたりの話は分子系統の普及で解決しそうな雰囲気もあったのですが、分析する遺伝子によって推定される系統がマチマチで決定版的な見解が出るのはもうちょっと先(あるいは解決しない)なのかなと言う気がします。
特徴はなんと言ってもそのクチバシ。面白すぎです。
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クロツラヘラサギは朝鮮半島の一部でしか繁殖地が見つかっていない世界的にも貴重な鳥です。個体数は数千羽程度だと言われてますから何かあればすぐ絶滅というレベルです。
こんなおしゃもじ付けて飛んでる場合じゃないよ。
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土曜日は小春日和だった。
別にTシャツでもいいんじゃない?ってくらい。
ここのところ寒い日(と言っても最低気温12℃程度だけど)続いていたので気持ちよかった。

昨日カイシャでベテランM部長(68)が「楠本さん、内地は寒いって話だね~、マイナス何度ってやつだろ」と話しかけてきた。どうもここの人たちにとっては氷点下の世界はファンタジーか何かと同じくくり。島から出なければ一生経験せずにすむから。


波も穏やからしいということをネットで確認したら、もう真栄田岬に向かっていた。
そしてすぐに到着!すぐにIN!
今日は修学旅行生もいなくてとても静か。笑っちゃうくらいコンディションがいいよ。
前にいるのは外人さんダイバーご一行。みんなブルース・ウィルスみたいに見えた。
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真栄田岬は入ってちょっと浅場があるけど、あとは一気に切れ落ちて深くなる。↓
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このあたりは水が無ければ20mくらいの絶壁なんだろうな、と思いつつユラユラ~
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いつもはコワイのに今日はなんだか楽しいぞ♪
ヘンなクスリに手を出さなくても、ここへ来れば飛んでる感覚が味わえるねぇ。
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じゃ、いつも通り生き物探索行きますか!

トップバッターは名物のツバメウオ。
光の当たり方がよかったのか、ちょっと宗教家的な横顔で写ってマス。
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お次はダイダイブダイ。どこにも橙色なんか見当たらないのに何故にダイダイ?
おとぼけた顔のフレンドリーなヤツでした。きれいだねぇ。
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カモフラモードのタコを発見。この写真のどこかに写ってます。
さっき見たら自分でもどこに写っているか一瞬分らなかった。
お見事な化けっぷりです。軟体動物万歳!
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でっかいアオヤガラ発見。や〇らくんに似て細長いです。
ゆったりと静かに泳ぎますがそれは作戦。ゆっくりと気づかれないように距離を縮めてパックと丸呑みする算段なのですよ。小魚にとってはとても危険なヤツです。
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一見オチョボ口に見えますが、じつはかなりの大口です。なんせ丸呑みですから。
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クレバスの下にはアカマツカサ。やっぱりこいつは煮付けで行くべきかな。
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ニモが好き!という女子供の夢をきっちり砕いてくれそうなハマクマノミ。
クマノミは小さいときはオスで、イソギンチャクを独占できる立場になったらメスになるというシステムを採用しています。なのでニラミを利かしているのはメス。
「女に生まれるんじゃないの、女になるのよ」だそうです。
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ここからはまた浅いところに復帰。
幼い姪っ子でも浮き輪と箱メガネで楽しめるんじゃないかと思いながら見てました。
来るならポイント探しとくからね~

メガネゴンベ(上)とイソゴンベ(下)。ゴンベって名前がジャストフィット!
ゆっくり探すと見つかりますが、あわててるときには見つかりません。
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ミスジチョウチョウウオ(上)とニセフウライチョウチョウウオ(下)
こういうキレイ系の魚もたくさんいますよってことを言いたかっただけです。
僕はあんまり・・・
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なんだか神秘的な色合いのウニとレモンスズメダイ。
レモンスズメダイはオレンジと紺色のグラがかかっていて写真に写りにくい魚だけど、いつかはきれいに撮ってみたいなと思ってます。
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先週の日曜日は季節風の北風が少しの間だけ南風に変わった。

予報を見た土曜日の夜、これは真栄田岬いけるんじゃないの?と思いつつ就寝。

日曜日起きてみてHPを確認。午後には風向きがまた北風に戻る予報だったので急いで向かう。



そして真栄田岬。
天気は曇りのち雨だけど海は静か。年末からずっとクローズが続いていたのでまたとないチャンスだ!
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ありゃりゃ、インストラクターの引率なしに入っちゃいけないの?こんな穏やかな海なのに?
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あきらめて帰る前に事務所ではなしきいてみよ。
話を聞いてみると午後は荒れるから看板を立ててるけど今は入ってもいいよ、だってさ。
早く入って早くあがってだそうだ。じゃ、行きますか!




うひょー、さすが真栄田岬!
役者が派手でいいわ~

ここのところいま一つのスノーケリングが続いていたのでちょっと興奮してしまいました。


どっからどうみてもアホ顔のハゲブダイ。いいね~いいね~
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ちょっとシックなコブブダイ。顔がコワイよ~
珍しい種類みたいで手持ちの図鑑には載ってませんでした。
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そして名物のツバメウオ。ああ、真栄田岬にきたんだなぁと実感する瞬間。
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サザナミヤッコもあちこちで見かけました。
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地味なシマスズメダイもなんだか輝いて見える。
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今日はこんなのまで見つけてしまいました。
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なんだかんだで90種類くらい魚が見れて大満足。
真栄田岬の実力を思い知らされました。

これ以上望むならあとは離島に行くしかないのかな~
え~っと、この間の愚痴で心配してくれたごく一部のヒトに報告差し上げます。


次の日カイシャでのミーティング。

前の日ちょっと感情的になりすぎたかな?と反省したワタクシメは努めて平静。努めますよ~若くはないから


でね、上司が言うわけですよ。昨日はああいったけれど君のプランで半月試してみるよ、後戻りはできないからね、と。


後戻りできないのは今の会社の状況?それとも私を雇ってしまったこと


よく分らないけど仕事は増えました。



いいのか?これで いいのか?俺!
まっいいか・・・
スペシャリストと言えば生物の世界では特定の資源に特化した者のことをいいます。

例えばフトミミズ科しか食べないアオオサムシ属の幼虫とか・・・


ところで、私もあるものが特に、特に!好きという食べ物があります。
そういう意味では、スペシャリストと言えるのではないでしょうか?


そのイチ 梅干の色付け用に入れられたベニジソ

これは家で梅干を作らないとできない貴重なものです。
塩っ辛い梅干は好きではない(和歌山県出身のクセに!)のですが、合間合間にヒソンでいるあのクチャっとしたベニジソはめちゃくちゃおいしい~

味はゆかりといっしょですが、梅酢に漬かっているのでウェットな食感です。機会があればお試しあれ。


そのニ 金山寺みそのウリ
和歌山県は昔々、名僧高僧を輩出しました。
明恵上人とか徳本上人とかご存知でしょうか? 知らなくてもまったく問題ないのですが、そういった人たちが時の中国に留学し当時に優れた技術を導入しました。その一つに醤油とか味噌の製法があったため和歌山県は長い間醸造食品王国になっていました。
その中でも後世まで名を残したのが湯浅。醤油もいいけどお気に入りは金山寺みそです。

金山寺みそは食みその仲間で、もちろん大豆も入っているのですがウリとかナスとかショウガとかてんこ盛り。私はそのウリが大好き。私が手を付けた後の金山寺みそはウリがありません。


でもね、自家製のそういう物を作って食べさせてくれた人たちはすでに鬼籍にはいってます。
似たようなものは探せばあるのですが、昔食べたあの味とはやっぱり違う。

作り方習っとけばよかった~

こういう文化の喪失が日本をダメにしたと真剣に思う今日この頃。