今年初の劇場での映画鑑賞は「ネクスト・ゴール・ウィンズ」でした。昨日公開された実話をもとにした映画です。私は13日の試写会に行ってきました。もちろん、私にとって今年初めての試写会です。

 米領サモアのサッカー代表は、2001年のワールドカップ予選で、史上最悪の0対31で大敗してしまいます。それ以来1ゴールすら奪えないなか、次の予選を迎えます。新コーチを迎えてチームの立て直しを図りますが、さてどのような結果になるのか…。この映画の最初と最後に、変なおじさんが出てきます。この方、どなたかわかりますか?

 同じように昨日公開された「落下の解剖学」もおもしろそうです。フランスの作品で、2023年カンヌ国際映画祭コンペティション部門のパルムドールを受賞したサスペンス。雪山の山荘で、視覚障害をもつ息子が、転落死したと思われる父親を発見します。その死には不審な点も多く、妻に容疑がかけられます。

 

 他にも私の関心をひく映画が、来月8日に一斉に公開されます。

 一つめは、「マイホームヒーロー」。青山貴洋監督、主演が佐々木蔵之介さん、その妻役が木村多江さんです。愛娘に危害を加えようとした彼氏を殺害したサラリーマンの哲雄。7年後に哲雄が埋めた遺体が発見されてしまいます。警官になった娘は、父の哲雄に疑いをもちます。はてさて、この後の展開は・・・。

 二つめは、「ゴールド・ボーイ」金子修介監督、岡田将生さんが主演です。実業家の婿養子が、義理の両親を転落死させ、その現場を少年らに見られてしまいます。家庭環境に問題を抱える少年たちは、犯人を脅迫して大金を得ようとします。タイトルと子どもが大人を脅すという内容は、以前見た「ゴールデンボーイ」(ブライアン・シンガー監督)に似ています。ただ原作は全く違いますが・・・。

 最後に紹介するのは、「最後の乗客」。仙台出身の堀江貴監督が、東日本大震災10年メモリアル作品として制作しました。東日本大震災から10年経った東北のある小さな街。夜にタクシー運転手は、津波の被害地に行こうとする女性客を車に乗せます。目的地に向かう途中、路上にいた母娘も同乗することになります。上演時間は55分で、普通の映画の半分ほどです。地元公開を先行させたのでしょうか、現在のところ上演予定は仙台の劇場だけのようです。地元が題材に

なっているので、この作品も関心が高いです。

 

 こうしてみると、どれから見ようか迷ってしまいます。また、全ての作品を見る時間がとれるかも心配です。うまく見られることができたら、皆さんにご報告したいと思うのですが…。

 

 

 

《今日の心が動いた》

 過ちを改めざる これを過ちという      論語