半年ほど前だったでしょうか、出演者が女性だけの寄席を東京で開催したというニュースを見た記憶があります。東京ですから出演者は10名くらいかなと思いますが、企画・出演を女性だけでやるのは初めてのことだとか。

出演者が全員女性の落語会を仙台でもやると聞き、昨日、

行ってきました。と言ってもこちらは4人でしたが、珍しい企画でしたので関心をもちました。

 

オープニングトークでは、写真撮影が可とのこと。

 

 

左から、三遊亭あら馬さん、三遊亭遊七さん、三遊亭遊かりさん、六華亭遊花さん。

皆さん、三遊亭遊三師匠の一門メンバーで、タイトルは「遊三一門自称美魔女落語会」で、花座で開催されました。誰が美女で、誰が魔女かは、各自が判断していただいて…

 

遊花さん以外は皆さん、「転宅」「禁酒番屋」「粗忽長屋」の古典落語を披露。やはり、古典落語はいいなぁ。落語は演者によっても違いが出るので、女性が演じる古典落語もいいものでした。

遊花さんは民話等を題材にしたオリジナルの落語を東北弁で演じますが、これがまたいい。語り継がれてきた話なので、筋書きがよく、そこに遊花さんの味のある演出が加わるので最高。昨日演じた落語も、私は既に数度聞いてはいますが、何度聞いてもいいものはいい。

古典落語もつくられた当初は新作のはず。その作品がよかったから、今に引き継がれているのだと思います。遊花さんのオリジナル落語も古典化し、後世に受け継がれていかないかなと思っている私です。

 

女性が演じる落語も、いいもんですよ。

 

 

 

《今日の心が動いた》

地球は人間の「必要」を満たすには十分でも、「貪欲」を満たすには十分ではない。

         インド独立の父 マハトマ・ガンジー