昨日は、糖尿と高血圧の治療のための、2ヵ月に1回の通院の日でした。

疑問に思ったことはすぐに詳しい方に聞く私。最近気になったことを、診察後に先生に聞いてみました。

 

糖尿病や高血圧は、大半の方が完治することはなく、一生、付き合っていく病気だと言います。そこで私は疑問に思いました。例えば、食べ過ぎて(遺伝ではなく)糖尿病になってしまった人が、食事制限して発症前の体型に戻ったなら、糖尿病が治るのではないかと、思ったのです。それでも完治しない病気というのであれば、何かの機能が元には戻らなくなるということなのかとも、思いました。しかし、素人には答えを出せません。そこで先生に聞いてみたのです。

 

糖尿病の場合。糖尿病になったら、膵臓の細胞が壊れだすのだそうです。それでも膵臓は頑張り、健康な人と同じように働きますが、やがてその機能も果たせなくなっていくそうです。糖尿病になってすぐに適切な治療をすると、治る方もいるようなのですが、膵臓の多くの細胞が壊れてしまうと、一生付き合う(極力悪くならないようにする)しかないようです。

高血圧も同様で、動脈硬化が進むと、やはり完治は難しいとのことでした。

 

癌であれば、早期に見つけ、他に転移する前に癌をとってしまうことが、最善の処置となります。それは素人の私にもわかるのですが、他の病気も同じことが言えるようなのです。生活習慣病である糖尿病や高血圧も、その通り。やはり、「早期発見 早期治療」がベストのようです。そうすれば、体への負担も軽く、治療にもあまり手がかからないようです。

健康診断などの検査を定期的に受け、異常が見つかれば、すぐ治療する。それが健康で長生きする秘訣なのかもしれません。

 

 

 

《今日の心が動いた》

精神には、肉体と同様に、運動が必要である。それなしに何もせず、無力になれば、精神は衰える。

   ロシアの文芸評論家/ヴィッサリオン・ベリンスキー