昨日、今年最後の試写会に、同級生を誘って行ってきました。作品名は「クライ・マッチョ」。クリント・イーストウッドさんが、監督・主演の作品です。タイトルの「マッチョ」は、体型ではなく、「強さ」のこと。

イーストウッドさんは、御年91歳。スクリーン越しに、元気な姿を見せてくれて、あのユーモアを交えた名セリフも健在でした。

この作品は、監督デビュー50周年の記念作品で、しかも40作品目。私は彼の作品のなかで、特に「チェンジリング」と「インビクタス/負けざる者たち」が、気に入っています。

試写会場でもらったフライヤーには、この40作品の全タイトルと、イーストウッドさんの名セリフも掲載されていました。そのなかで、特に私が好感をもったのは、

 

「私はペシミズム(悲観主義)を信じない。事態が思うように運ばない時は、前に進め。雨が降りそうだと思うと、本当に降るものだ」

 

一緒に見に行った同級生は、映画での暴力シーンや流血シーンを好みません。映画自体、積極的には見ない方です。その彼女が、「いい映画だった」と言ってくれました。ヒューマンドラマの映画だったからでしょう。ガツンと強くくる部分が少なかったので、私には少し物足りない感じがしましたが、女性には好まれる作品だと思います。

公開は明年1月14日です。