今月末に衆議院選挙が行われます。報道で各政党の話を聞くと、どこももっともらしく聞こえてきます。それを鵜吞みにしてしまうと、どの政党を支持したらよいか、迷ってしまいます。そこで私は、いくつかの判断基準をもつようにしています。

 

1.全国民を対象に考えているか

  自らの政党や党員以外のことは頭にない、または、主義主張にこだわり、人を大事にしない政党は論外です。

 

2.公約をどれだけ実現したのか

  票目当ての国民受けのいい公約を並べて、実行しないのも論外です。

 

3.しっかり根の張った政党なのか

  保身のため当選できそうな政党を渡り歩く政治家、また、これ以上躍進できなくなると離合集散を繰り返す政党、このような人たちは、本当に国民を守れるのでしょうか。

 

私は、このような基準で支持政党を決めています。

そして、ほぼ意中の政党が決まったら、あとはそれが正しい選択だったとの、太鼓判が欲しくなります。そこでいい判断基準があります。第三者で有識者のコメントです。その政党の党員や関係者でない知識人が、その政党をどう評価しているかが、その太鼓判となります。

 

それに適した動画を、見つけることができました。

 

一つは、「夜回り先生」こと水谷修先生のインタビュー動画です。

 

https://youtu.be/R3knbyuQ-vQ

 

もう一つは政治評論家の森田実さんの講演動画です。

 

https://youtu.be/FGudCBIgQOw

 

私は政治評論家に対して、「他人は批判するが、自分の考えを明示しない」という、あまり感心できないイメージをもっていました。ブログ№127に登場したジャーナリストのTさん。この方は政治評論家との肩書は使っていないようですが、政治評論家と同じようなことをしています。この時のブログにも書いた通り、自分の考えを明確にしたくないのが、一般の政治評論家だと思います。それに対し森田さんは、ここまではっきり、自分の支持政党を明言されています。政治評論家としてはある意味、致命的なことなのかもしれません。それを承知のうえで、あえて自分の信ずる正義を表明する、この勇気ある姿勢に尊敬の念を抱いてしまいます。

 

 

 

≪今日の心が動いた≫

教育とは子どもたちのために何ができるかという、自らの生き方をかけた、大人たちの挑戦にほかならない。